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大学生も、親も知って得する奨学金の20のポイント(5)

2018/12/16(日) 19:30配信

ファイナンシャルフィールド

大学生の約3人に1人が利用している日本学生支援機構の奨学金(以下、奨学金)について、知っていると得するポイントを紹介します。今回は最終回です。知って得するポイント16~20をお伝えします。

16.第1回目の奨学金の振込時期は4月とは限らない

卒業年次の5月頃、奨学金の申込をした場合、10月下旬頃、「採用候補者決定通知」が交付されます。その後、インターネットで「進学届」を提出します。

奨学金は、「進学届」提出後の振込になります。日本学生支援機構では、奨学金の初回の振り込み時期を4~6月のいずれかとしています。必ずしも4月に振り込まれるわけではありませんので留意しましょう。

初回の奨学金が振り込まれるまでに必要な資金は別途準備しておきましょう。

17.奨学金は1年更新

奨学生として正式に採用されたからといって、卒業まで自動的に奨学金の貸与を受けることができるとは限りません。毎年度、インターネットにより「奨学金継続願」の提出が必要です。期限までに提出しない場合は、奨学生としての資格を失うこと(「廃止」)になります。

また、期限までに提出したとしても、学業成績が思わしくない場合は、貸与の中止(「停止」)や「廃止」になる場合があります。このような状況にならないために、アルバイトは、ほどほどにしましょう。

アルバイトを頑張りすぎて、学業がおろそかになり、奨学金が打ち切られてしまったら本末転倒です。一般に、専門学校や大学の理系、芸術系などは、学業が忙しく、アルバイトの時間の確保が難しいので、アルバイトに頼ったマネープランはリスクが大きいといえます。

アルバイトをせざるを得ない場合は、アルバイトの実情を、オープンキャンパスなどに参加して調べておくと良いでしょう。

18.奨学金の返還は、貸与終了後7か月目から始まる

奨学金の返還は貸与終了後7か月目から始まります。3月卒業の場合は、10月27日に第1回目の返還額が口座から引き落とされます。大卒の初任給は20万円程度です。

税金や社会保険料を控除した可処分所得(手取り額)は16万円程度でしょう。その中から、生活費や奨学金を返還していくことになります。

初任給をもらったら、まずは、10月からの返還に備え、奨学金の返還額を先取りして確保し、残りで生活をする習慣を6か月の間に身に付けるようにしましょう。

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