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ムーディーズ:武田薬の格付け3段階引き下げ、シャイアー買収が影響

2018/12/17(月) 17:45配信

Bloomberg

ムーディーズ・ジャパンは17日、武田薬品工業の格付けを信用リスクが低い「A2」からリスクが中程度の「Baa2」に3段階引き下げたと発表した。総額約7兆円でシャイアーを買収で有利子負債が増加することが影響した。

ムーディーズは5月に武田の格付けをA2に引き下げ、さらなる格下げ方向での見直し対象としていた。17日の変更を踏まえ、格付け見通しは安定的に変更した。

同社の浅沼有紀子アナリストは同日の発表文書で、買収により武田薬の有利子負債は6倍近くに増加し、レバレッジはムーディーズが投資適格級としている製薬会社の中で「最も高い水準になる」と指摘。約3兆円有利子負債が増えることで、武田薬の総有利子負債/EBITDA倍率は5倍超と、格付けBaa以上のグローバル製薬会社の一般的な水準である2-3倍を大きく上回るとの見解を示した。

Yuji Okada

最終更新:2018/12/17(月) 17:45
Bloomberg

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