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思わず二度見しちゃう!? 話題の「業の深い」うちわ、医師が語る製作の理由

2018/12/19(水) 16:01配信

BuzzFeed Japan

誰もが目を疑う「うちわ」が配布され、受け取った人が「業の深いものに触れようとしている…」とコメントしたツイートがネット上で話題です。

配布されたのは12月15・16日に秋葉原で開催されたYahoo! JAPAN Hack Day 2018。しかし、実はこのうちわ、これまでもネットで度々、話題になっています。

2015年にも8000回以上、リツイートされるなど、定期的に大きな話題を集める「おしり」のうちわ。誰が、なんのために配布しているのでしょうか。BuzzFeed Japan Medicalは製作者の消化器外科医師・石井洋介さんを取材しました。【BuzzFeed Japan Medical / 朽木誠一郎】

「コツコツ配ってきた」

石井さんは医師としての仕事をしながら『日本うんこ学会』を設立。腸内細菌を擬人化した美少女ゲーム『うんコレ』など、自分の排せつ物に関心を持つ重要性を、さまざまな企画で世の中に伝えています。

このうちわ自体は、2013年の同会の発足以降、「ずっと前からコツコツ配ってきた」もの。その間、「時折、ネットで話題にしてもらったり」「とてもありがたいです」(石井さん)。

なぜ、「おしり」をモチーフにしたのでしょうか。石井さんは「いきなり“大腸がんのことを知ってほしい”と言っても、なかなか興味を持ってもらえません」とそのきっかけを説明します。

「そこで、表面はインパクトのあるおしりの写真にして、興味を引くようにデザインしました。裏面には大腸がん検診についての情報が記載されています」

石井さんは中高時代に難病の潰瘍性大腸炎を経験。20歳まで人工肛門で生活しました。その経験をきっかけに、医師の道を志し、23歳で国立大学の医学部に合格。

その経緯は12月22日発売の著書『19歳で人工肛門、偏差値30の僕が医師になって考えたこと』(PHP研究所)にもまとめられています。

卒業後は消化器外科医になり、大腸がんの患者を多数、治療してきたことで、大腸がんの初期症状を知り、早期発見する重要性を社会に訴えたいと思うようになったと石井さん。

「便が細くなる、下痢と便秘を繰り返す、便に血が混じる、残便感がある、などの症状が続くようであれば、注意が必要です。多くの人は検診や自分の便の状態に関心がないので、まずはそれを意識してもらえれば」

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最終更新:2018/12/19(水) 16:01
BuzzFeed Japan

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