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大企業の社員を続けながら、クラフトビールを醸造する「幕張ブルワリー」を起業して得たものは?

2018/12/21(金) 17:01配信

リクナビNEXTジャーナル

大企業の社員とブルワリー経営者を両立させている富木さん。未経験からの起業でありながら、クラフトビールの醸造設備を持つ店舗を構えるまでに至ります。
そして今、もともとは関係のなかったNECソリューションイノベータとブルワリーの仕事が重なり合おうとしています。今回は、富木さんに起業後に起きた変化についてお聞きました。
富木毅(とみきたけし)さん
1999年明治大学農学部農芸化学科を卒業後、2004年総合研究大学院大学で博士後期課程修了(遺伝学専攻)し、NECソフト(現NECソリューションイノベータ)に入社。以来、バイオ領域の研究開発や新規事業開発を行う。2017年9月に千葉の海浜幕張にビアパブ「幕張ブルワリー」をオープンし、2018年6月よりクラフトビールの醸造も開始した。

事業を始めるために不可欠な“最初のフォロワー”との出会い

──富木さんはNECソリューションイノベータに勤めながら、未経験の飲食事業の領域で起業されていますが、誰か協力者がいたのでしょうか。
幕張ブルワリーの事業内容は、ビール醸造やビアパブの運営ですから、もちろん私一人だけでできるものではありません。そこで事業パートナーは早い段階から求めていましたが、幸いなことに、いいタイミングで事業パートナーを得ることができました。
きっかけは、NECソリューションイノベータで仲の良かった友人を通じてです。彼とは趣味で一緒にトライアスロンをやっていたのですが、2012年に徳之島の大会に出たとき、妹を連れてきていたんです。その女性が事業パートナーになってくれました。
徳之島で初めて会ったときは、空港に着くまでの15分くらいしか話はしていませんが、なぜか「この人だ」という直感のようなものがあったんですよね。もともとFacebookでつながっており、きれいな料理を作る人というイメージはあったので、事業を一緒にやらないか、と誘ったところ、「興味がある」ということだったので事業パートナーになってもらいました。
──なるほど。事業パートナーは、やはり欠かせないものなのでしょうか。
そうですね。起業してからこれまでを振り返ると、以前通っていた、社会起業大学というビジネススクールで教わったことを思い出します。そのスクールで講師をされていた並木将央先生から、ある映像を見せてもらったんです。
その映像は、多くの人がいる中で一人きりで踊っている男性を映していました。踊っている人を、周りの人はただ眺めているだけ。ところが、しばらくするともうひとりの男性も加わり一緒に踊り始めます。そのうち、踊る人が3人、4人と増えていき、最後には公園にいるほとんどの人たちが踊りに加わるようになっていました。
この映像は、ムーブメントが起こるまでの過程を象徴的に伝えるものですが、起業にも通ずるものがあります。とにかく大切なのは、 “ふたりめ”の存在なんです。私がひとりだけで動き回っていても、おそらく物事は動いていかないでしょう。でも誰かひとりがついてきてくれることで、状況は一気に変わってくる。
私は、幸いなことに事業パートナーを早くに得ることができたため、その後も様々な人が関わってくれるようになりました。今は彼女のほかに、シェフや店長とともに店を運営していますが、それぞれが自分の役割で活躍してくれているので、とてもありがたく感じていますね。

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最終更新:2018/12/21(金) 18:01
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