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山下達郎を愛しすぎた男が「エンタの神様」に出演するまで

2018/12/22(土) 7:02配信

BuzzFeed Japan

達郎さんが絶対やらない曲を

――どういう基準で選曲しているんでしょうか。

達郎さんが絶対やらない曲をやろうと。そうするとギャップも出ますし。

あとはやっぱり、流行りも大切ですね。だから、「U. S. A.」以上のヒットが早く出ないかなと思ってるんですけど。

――人任せ(笑) 今回連続リリースする「リンゴ追分」(11月28日)、「め組のひと」(12 月12日)、「あんたがたどこさ」(19日)、「紅」(26日)も、美空ひばり、ラッツ&スター、童謡、X JAPANとバラエティーに富んでいます。

耳なじみのある曲で、意外性があって面白そうなものをピックアップしました。

「リンゴ追分」は僕がつくったデモに対して、アレンジャーの方たちにいろんな「遊び」を加えていただいて。達郎さん感はありつつも、いままでにないポセイドン・石川色を自然と出せたのではないかと。

「め組のひと」はレコーディング前日の夕方に急遽決まって。そこから覚えて、次の日すぐにレコーディングしました。

「あんたがたどこさ」は、テレビ局の方から「童謡でやってほしい」という依頼をいただいたのがキッカケ。竹内まりやさんの「プラスティック・ラブ」風の進行がハマりました。

宝石のような歌詞

――モノマネって一歩間違えると対象への揶揄や毒がにじんでしまうものですが、ポセイドンさんの達郎さん風カバーには愛がありますね。

達郎さんの音楽は、テンション・ノートとか複雑なジャズの和音が多用されています。僕自身ジャズをやってたこともあって、カッコイイなあと自然に惹かれました。

和音に加えて魅力的なのが歌詞の世界ですね。言葉ひとつひとつが宝石のようで、絵本を広げているみたいな感覚になります。

芸術一家に生まれて

――ポセイドンさんの音楽的なバックグラウンドを教えてください。

芸術一家というか、祖父が彫刻家で。父は花屋なんですけど、シャンソンを歌っていたりして。母も昔はクラシックギターを弾いていたそうです。

子どものころはシャンソンも聴けば、郷ひろみさんとかの歌謡曲も聴いてました。

中学ぐらいからは洋楽一辺倒。ビートルズに始まり、エルトン・ジョン、ビリー・ジョエル、プリンスとか…影響を受けたアーティストはたくさんいすぎますね。

高校からはジャズも聴きだして。オスカー・ピーターソン、キース・ジャレット、ビル・エヴァンスと、有名どころは全部押さえてました。

――聴くだけでなく、演奏し始めたのは。

ビートルズの「ホワイトアルバム」に「マーサ・マイ・ディア」という曲があって。冒頭、ポール・マッカートニーのピアノ伴奏から始まるんですけど、それを耳コピしたのが最初ですね。

ずっと一人でやってまして、ライブとかを始めたのは、大学を卒業して金沢から京都へ移った後です。

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最終更新:2018/12/22(土) 7:02
BuzzFeed Japan

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