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【高校駅伝】男子は倉敷がV ケニア人留学生キプラガットが3区7人抜き激走

2018/12/23(日) 17:57配信

スポーツ報知

◆男子第69回全国高校駅伝(23日、京都・西京極陸上競技場発着=7区間49・195キロ)

 7区間で行われた男子では、史上最長の41年連続41回目の出場となった倉敷(岡山)が2年ぶり2度目の優勝で、平成最後の王者に輝いた。佐久長聖(長野)は5位に終わり、連覇とはならなかった。

 倉敷は3区(8・1075キロ)でケニア人留学生のフィレモン・キプラガット(2年)が「タノシカッタ」と区間賞を獲得する激走を披露した。7人をごぼう抜きし、一気に首位に躍り出た。4区(8・0875キロ)で2位に後退したが、6区(5キロ)の石原翔太郎(2年)が2・8キロすぎで17秒差を追いつき、再び首位に立った。

 アンカーの井田春(3年)も区間賞の走りで首位を守り、最後は24秒差をつけてゴール。両手でガッツポースをつくり、笑顔で都大路を走りきった井田は「石原がリードしてくれて、心に余裕があったので、最後まで走ることができました。たすきをつないでくれたので、みんなの気持ちを一緒に乗せながらゴールテープを切りました」と興奮を隠しきれない様子だった。

 3区で逆転し、6区で再逆転するレース展開について、新雅弘監督(57)は「レースプラン通り。(3区からの)逃げ切りは全然考えていなかった。持っている力以上に発揮してくれた」と狙い通りのレースになったことを明かした。6区でヒーローとなった石原についても「6区で決めるというのはありました。だからそこに準エースを持ってきました」と計算通りだったという。中学で全国大会に出場した選手がゼロという“雑草軍団”が見事に優勝をつかみ「真面目にこつこつ努力したら、はい上がれるんですね」と感無量の表情を浮かべていた。

最終更新:2018/12/24(月) 7:06
スポーツ報知

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