ここから本文です

明成、1年生・浅原紳介が11得点の活躍で8強入り

2018/12/27(木) 5:45配信

スポーツ報知

◆バスケットボール全国高校選手権ウィンターカップ 第4日 ▽男子3回戦 明成77―52前橋育英(26日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 男子3回戦が行われ、明成(宮城)が77―52で前橋育英(群馬)を下しベスト8に進出した。第2クオーター(Q)終了時に42―19とリードを広げると、後半は1年生を積極起用。25分以上プレーしたセンター(C)浅原紳介(1年)らが、存在感を見せた。

 細身の体を投げ出すように、明成のC浅原は何度もリバウンドに食らいついた。25分19秒のプレーで、1年生トップの11得点。6リバウンドも記録し「リバウンドの部分はしっかり取れたけど、攻撃はまだまだ。リバウンド後の処理を修正して、得点に絡めるようにしていきたい」。ルーキーらしからぬ働きにも、浮かれた様子は見せなかった。

 前半からリードを広げ、意図を持って1年生を投入した。佐藤久夫コーチ(69)は「全国大会で1年生が試合に出場するのは大きな経験。お泊まり保育みたいなものだけど、責任は求めていきたい」。第4Qには2年生1人と1年生4人がプレーする時間もあった。指揮官は「一戦一戦、総戦力でやっていくということ」と説明したが、育てながら勝つという難しい道を、一歩一歩進んでいる。

 ベンチ入りの1年生は7人。1年生が経験を積むことは、そのままチーム力の向上につながる。この日は7人全員がプレー。スモールフォワード田中裕也(3年)は「インターハイ、国体のころは消極的なところもあったけど、ここにきて全員でシュートにいく積極性が出てきた」と後輩たちの成長を実感している。2年生SFの木村拓郎はこの日チームトップタイの16得点。下級生のがんばりが、上級生にも好影響となり、勝利につながる勢いを生んだ。

 27日に行われる準々決勝の相手は帝京長岡(新潟)。2メートルを超える留学生を擁する強豪に対し、佐藤コーチは「負けたくない。1本の大きな選手を持ってるチームに、高さで勝てなかったという展開にはしたくない。高さで劣ってる部分はハートで補っていくしかない」。成長を続ける1年生の力も頼りに、総力で難敵を撃破する。(山口 泰史)

最終更新:2018/12/28(金) 7:01
スポーツ報知

あなたにおすすめの記事