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浜岡原発廃炉3231億円 1~5全号機、中電見積もり

2018/12/27(木) 7:35配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 中部電力は26日、原子炉等規制法に基づき、浜岡原発(御前崎市佐倉)の廃止措置実施方針を初めて公表した。1~5の全号機を廃炉にした場合にかかる総費用を約3231億円とする見積額を示した。

 廃炉費用は施設解体費と解体廃棄物の処分費の合計。2009~36年度の計画で廃炉作業が行われる1、2号機はそれぞれ379億円、462億円を見込む。運転停止中の3、4、5号機はそれぞれ789億円、741億円、860億円に上る見通し。実施方針によると、いずれの費用も中電が自己資金で全額賄うとしている。

 実施方針は廃炉の対象施設、核燃料管理、廃棄物の見込み量、廃炉費用などを記載。国際原子力機関(IAEA)が16年4月に原発の廃止措置を運転状況にかかわらず考慮すべきと勧告したのを受け、今年10月に改正原子炉等規制法が施行され、事業者は施行から3カ月以内に実施方針をインターネット上に公表することが義務付けられていた。

 浜岡1、2号機は既に策定済みの廃止措置計画を今回の実施方針に反映させた。3~5号機については再稼働を視野に安全対策工事などを実施中で、将来的に廃止措置の段階を迎えた際に、廃炉作業への円滑な移行を図るための実施方針として位置付ける。

静岡新聞社

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