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富山駅前に新ホテル 西松建設・伊藤忠が開発

2018/12/27(木) 5:00配信

北日本新聞

 旧富山ステーションホテルが入っていた富山駅前の空きビル(富山市宝町)を解体し、新たなホテルを建設する計画が進んでいることが26日、関係者への取材で分かった。準大手ゼネコンの西松建設(東京)が建物と土地を取得し、大手商社の伊藤忠商事(同)と共同開発する方向で検討。数年後のオープンを目指しているという。富山の「玄関口」に新たな宿泊施設が誕生することで、富山駅周辺の活性化に弾みがつきそうだ。

 新たなホテルの計画地は富山駅南口のそばで、敷地は約1800平方メートル。

 現在建っているビルは、富山ステーションホテルやマンションとして利用されていたが、現在は空き状態となっている。

 西松建設は1年かけてビルを解体し、伊藤忠商事と協力してホテルを新築する方針。

 階数や客室数、着工時期などの詳細は決まっていないものの、観光客とビジネス客の両方のニーズに対応したホテルを建設する方向で調整しているという。

 西松建設の担当者は北日本新聞の取材に「北陸新幹線効果に加え、富山駅前という立地の良さで宿泊ニーズの獲得が見込める」と話した。

 北陸新幹線の開業で富山駅周辺がにぎわう中、ホテル建設が計画されている物件は、好立地でありながら活用方法が決まらず、懸案となっていた。周辺住民からはビルの老朽化に不安の声も上がっていた。

 富山駅周辺はホテルの開発が加速している。駅南口では、JR西日本グループが2022年春の開業を目指し、約190室のホテルの建設を計画。

 来年には、旧ユニー富山駅前店跡地で大和ハウスグループのダイワロイヤルのホテルが完成する予定で、全国チェーンのビジネスホテル「リブマックス」も旧富山中央署の跡地隣に進出する。

 開発ラッシュに伴い、宿泊客の獲得競争は激化するとみられる。

北日本新聞社

最終更新:2018/12/27(木) 14:56
北日本新聞

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