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「ボヘミアン・ラプソディ」映画字幕から見える人気の理由 観終わってからわかる「クイーン」の奥深さ

2018/12/29(土) 7:00配信

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 映画「ボヘミアン・ラプソディ」は、冬休みシーズンに入っても観客動員力は衰えず、2018年の12月末までに、累積動員500万人、累積興行収入70億円を突破する見通しです。世代を超えて人々を熱狂させるQueen(クイーン)。映画で描かれている当時を体験した人たちは、何に魅せられているのでしょうか? 史実との関係、字幕の出し方……当時を知る関係者やファンの濃密な愛から見えたのは、この映画は見ている私たちも演者の一人となって「新たな幕」を作り続けているという壮大なかたちでした。

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ミュージック・ライフのイベントにファン殺到

※記事には映画の内容に触れている部分があります。

 12月15日、「MUSIC LIFE CLUB」(ミュージック・ライフ・クラブ)が東京で主催したトークイベントには、限定イベントながら開場前から行列ができていました。

 クイーンを日本に紹介した東郷かおる子さんと、今回の映画で字幕監修をした増田勇一さん。どちらも、ロックファン必携だった雑誌「MUSIC LIFE」(休刊)の編集長経験者です。

 会場の都合で、定員30人の募集だったため、アラフィフのファンの間では「募集開始後の数分後、やっとつながったと思ったら、定員が埋まっていました」とつぶやかれるほど。

 主催者側も「瞬殺でした」といい、結局、昼と夜の2回開催しました。さらに、2月にも大きな会場でイベントを開く予定です。

「あれ、クイーンじゃないよ」

 トークイベントは、クイーンへの思いがあふれる濃密な内容になりました。

 「クイーンの代表曲が『I Was Born To Love You』と言われると、ムッとしちゃう人は?」(増田さん)

 (多くの人がうなずく)

 「私もムッとしますね。あれ、クイーンじゃないのよ。フレディ・マーキュリーなのよ」(東郷さん)

 「ということは、70年代後半や80年代にファンになったけど、ライブには足を運べなかったというところでの、もう少し早く生まれればよかったという人が(この会場には)多いんですかね」(増田さん)

 『I Was Born To Love You』は、1985年に発表された曲ですが、フレディが作ったソロアルバムに収録されていた曲だからです。

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最終更新:2018/12/29(土) 7:00
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