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後継者不足、40年に幕 姉妹で経営、静岡山崎簡易郵便局

2018/12/28(金) 8:12配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡市葵区の静岡山崎簡易郵便局が28日に一時閉鎖し、40年の歴史に区切りを打つ。長年にわたり利用者の暮らしを支え、地域の拠点としての役割を果たした同局に、地元住民らが名残を惜しんだ。

 開局は1978年。現局長の岡村頼子さん(64)と妹の山田篤子さん(62)の母、故山田さきさんが初代局長を務め、親子3人で営業を続けてきた。1月にさきさんが亡くなってからは姉妹二人三脚で切り盛りしてきた。

 利用者はお年寄りから子どもまで、多い時には1日100人を超えた。地域のコミュニティーの場としても愛されてきたが、後継者不足の問題があった。岡村局長は「現時点で後継ぎのめどは立っていない。ただ、可能ならば再開してほしい」と期待を込める。同局の利用者は今後、約2キロ離れた安西郵便局や服織郵便局まで足を運ぶことになるという。

 開局当時から利用する男性(76)は「長年親しんできたからすごく寂しい」と悲しげに話した。岡村局長は「地元住民の感謝の言葉が励みで、ここまで続けることができた」と振り返った。

静岡新聞社

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