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NTTドコモ、重要データ取り扱い業務のPCログインに「手のひら静脈認証」を導入

2018/12/28(金) 11:05配信

ITmedia エンタープライズ

 富士通は2018年12月26日、NTTドコモが、個人情報などの重要なデータを取り扱う業務のPCログインシステムに手のひら静脈認証装置「FUJITSU 生体認証 PalmSecure-F Light(パームセキュア エフライト)」を導入し、本格稼働を開始したと発表した。

「PalmSecure LOGONDIRECTOR」によるシステム構築のイメージ

 NTTドコモでは、従来、業務システムへのPCログインにICカードと指紋認証による本人認証を使ってきた。今回、個人情報などの重要なデータを取り扱う部門を対象に、よりセキュリティの高い認証方式として、手のひら静脈認証を導入した。

 採用したPalmSecure-F Lightは、PCログオン専用の非接触型センサーを搭載した小型の外付け認証装置。本人拒否率0.01%(リトライ1回)、他人受入率0.00001%以下という高い認証精度を備える。

 手のひら静脈は、体内情報であるため、指紋や顔などの体表情報に比べて偽造が困難とされ、指や手の甲の静脈に比べて血管の本数が多く複雑であることから、生体認証の中でも安全性が高いとされる。また、太い幹線の血管を認証に用いるため、指の静脈に比べて寒さなどの影響を受けにくく、安定した認証が行えるという。

 認証システムは、手のひら静脈認証PCログオン用ソフトウェア「PalmSecure LOGONDIRECTOR(パームセキュアログオンディレクター)」を導入して構築した。

 PalmSecure LOGONDIRECTORは、スタンドアロン型でのローカル運用とサーバ運用(汎用サーバ)の両方に対応し、認証印刷システムや勤怠管理システムなど、業務アプリケーションとの連携も可能。ログオン履歴など、ユーザーの操作履歴の取得にも対応する。

 今回、NTTドコモでは、既存のActiveDirectoryサーバや業務アプリケーションサーバとは独立した認証サーバを導入することで、既存のシステムに大きな影響を与えることなく、短期間でシステム構築できたとしている。

ITmedia エンタープライズ

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