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子供に伝えるチャンス!お年玉というお金の教科書

2018/12/28(金) 8:30配信

ファイナンシャルフィールド

年に一度のお正月は、家族みんなで集まるご家庭が多いですね。親戚の子どもたちにお年玉を配るという方もいらっしゃるかもしれません。

実は、お年玉は、子どもたちにお金について学ばせる絶好のチャンスです。将来、自分でしっかりとお金の管理をしてもらうために、大人である私たちはどんなことをするべきなのでしょうか。

今回は、子どもに伝えたいお金の知識について解説します。

金融リテラシーとは?

私たちの毎日の生活とお金は、切っても切れない関係です。お金を「稼ぐ」「蓄える」「増やす」「使う」というサイクルを上手に回すために、お金の管理方法を学ぶことは非常に大切ですね。

一般的に、このお金の管理方法や知識のことを「金融リテラシー」と呼んでいます。結婚や子育て、そして老後の生活など、人生のさまざまなイベントにおいて経済的に苦労することがないように、私たちは金融リテラシーを身につけておく必要があるのです。

日本の金融リテラシーのレベルチェック

それでは、私たち日本人は、お金についてどの程度の知識があるでしょうか。

金融広報中央委員会が実施した調査(※)によると、金融リテラシーを問う正誤問題の正答率は55.6%となっています。正答率を分野別に見ると、「金融取引の基本」が72.9%と最も高く、「金融・経済の基礎」が48.8%と、最も低い結果となっています。

年齢別に見てみると、学生および若年社会人は正答率が低く、年齢が上がるとともに上昇する傾向にありました。

また、50代の老後への準備状況では、老後の生活費について必要額を認識していない人が約5割、資金計画がない人が6割、公的年金の受取金額を認識していない人は6割となっています。

さらに、外国と比較すると、日本の方が米国より正答率が10%低く、ドイツ・英国よりも7~9%低い結果となりました。

この調査を見ると、日本人の金融知識のレベルは、決して十分なものではないことが分かりますね。特に若い世代では、家計のやりくりや資産運用の方法などが分からないために、お金を上手に管理できていない人が多くいるようです。

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