ここから本文です

「県民投票に参加させて」 宜野湾市民が市長に訴え

2018/12/28(金) 8:15配信

沖縄タイムス

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票に不参加を表明した松川正則宜野湾市長に対し、市民ら約30人は27日、市役所で投票実施のための予算執行の申し入れ書と公開質問状を手渡した。松川市長は「改めて回答する」と述べるにとどめた。

 市民らは松川市長の登庁時に合わせ、市秘書広報課前で手渡した。市民からは「権利を奪わないでください」「私たちは宜野湾市民でありウチナーンチュでもある」など訴える声が次々に上がり、一時騒然となった。

 申し入れ書では、松川市長が投票事務を実施しない理由に市議会の関連予算否決を挙げていることに言及し「市民の参政権を奪う市議会の決定は憲法の神髄である国民主権を根底から掘り崩すものであり、無効であることは明らか」と指摘。市長の予算執行の権限を行使し「住民の直接請求に対して誠実に真摯(しんし)に向き合うべきで、市長の責務を果たす時だ」としている。

 公開質問状では(1)直接投票権を奪う市議会の決定に対しての見解(2)「米軍普天間飛行場の固定化につながる」との市長の危惧を、市民の投票権利を奪う理由の一つとするのは、憲法侵害との指摘への認識(3)普天間固定化阻止や危険性除去のため、県民投票に反対する以外の具体策は何か-などを問うている。

最終更新:2018/12/28(金) 8:15
沖縄タイムス

あなたにおすすめの記事