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俳句の魅力、米で広める 北國新聞「文芸喫茶」選者・西田さん 学生と2月句会

2018/12/28(金) 1:31配信

北國新聞社

 明治の俳人正岡子規や高浜虚子の流れをくむ俳誌「ホトトギス」同人で、本紙「文芸喫茶」の選者を務める西田梅女さん(金沢市)は来年2月、米・フロリダ州立大学で句会を開く。俳句を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産へ登録する動きがある中、日本語を学ぶ外国人学生に、四季の移ろいを観察し、句作する楽しさを発信する。

 西田さんは、北國新聞文化センターで講師を務めるなど、県内愛好者の技量向上に尽力しており、現在は一般財団法人西田家庭園保存会が管理する市内の西田家庭園「玉泉園」で、定期的に句会を開催している。

 フロリダ州立大での句会は、長女の夫で同大准教授のジミー・ユウさんの依頼を受け、2013年から開いており、今回で6回目となる。4年連続で参加する学生もおり、交流の輪が広がっているという。

 現地へは俳句の歴史や「季語」「字余り」などのルールへの理解を深めてもらうため、英語で解説した手作りのプリントを持参し、英語と日本語を交えながら解説する。句会では松任出身の女性俳人加賀の千代女の活躍にも触れ、石川への関心を高めたい考えだ。

 西田さんは俳句の無形文化遺産登録を目指す「国際俳句交流協会」(東京)に所属しており、海外での俳句文化への理解促進にも貢献したい意向だ。

 2月13日に成田空港から出発し、2月末まで滞在予定。西田さんは、アメリカの学生は日本の伝統文化への憧れが強いとし「学生の句作を見ていると自然への感動に国境は無いと思える。俳句の楽しさを広めていくきっかけとなればうれしい」と期待を込めた。

北國新聞社

最終更新:2018/12/28(金) 1:31
北國新聞社

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