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弘前でメキシコ人アーティスト2人が滞在型芸術 ダンス作品を津軽で制作 /青森

2018/12/29(土) 12:45配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 メキシコから2人のアーティストが滞在し、日本人女性アーティストとコンテンポラリーダンス作品を制作する。アノニマス・ボディ弘前プロジェクト実行委員会が12月26日に発表した。(弘前経済新聞)

インディペンデント・ダンスアーティストの加藤範子さん

 2人のアーティストは、メキシコシティを活動の拠点とするLA RESISTANCIA(ラ・レジスタンシア)カンパニーの芸術監督・振付家のイヴァン・オンティヴェロスさんとエチオピア/オーストラリア出身でミュージシャンのベンジャム・セイフさん。2月16日・17日に開かれる「アノニマス・ボディ弘前-無名の光」でダンス作品を披露する。共演するのは、弘前在住で、国内外でさまざまなアーティストとの公演活動を行うインディペンデント・ダンスアーティストの加藤範子さん。

 加藤さんは同実行委員会を主宰する。「1月中旬から2人が弘前に滞在し、津軽を感じながら作品を作る『アーティスト・イン・レジデンス』で当プロジェクトの第2弾」と話す。「1弾目は今年4月から5月にかけて、私がメキシコ滞在して作品を作り出した」とも。

 イヴァンさんと出会ったのは2010年。スペインで開催された「BIDE-バルセロナ・インターナショナル・ダンス・エクスチェンジ」に参加した際、「何か一緒にできればと約束したが、タイミングが合わず8年の月日が流れた」と言う。

 「出身地も育った境遇も違う3人だからこそ、差異を認識しながら、人間であることの尊さだけは変わらず存在する。それぞれの視点で対話していきながら、新しい価値観へと近づくことは可能なのかをリサーチ、制作していければ」と加藤さん。

 弘前滞在中には加藤さんと津軽エリアを回りながら作品を作るだけでなく、弘前市内の中学生らと国際交流を兼ねたワークショップを行い、開催2日目となる同17日にパフォーマンスダンスを披露する。

 加藤さんは「当企画は企業メセナ協議会の認定活動。コンテンポラリーダンスはまだ多くの人には知られていなダンスのジャンル。当日に観覧していただくのが理想だが、こういった活動もあることを知ることや何かを始めるきっかけになれば」と話す。

 開催場所はスペースデネガ(弘前市上瓦ケ町)。チケット料金は、前売り=2,500円(高校生以下1,000円)、当日=3,000円(同1,500円)。未就学児無料。チケットの取り扱いはスペースデネガ、まちなか情報センターほか。1月上旬から順次販売。メールでも受け付ける。

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