ここから本文です

働く主婦が2018年を振り返る 約7割は「女性が働きやすくなった実感なし」

2018/12/29(土) 9:00配信

ITmedia ビジネスオンライン

 2018年、女性が働きやすくなった実感はない……? 主婦に特化した人材サービス「しゅふJOB」を運営するビースタイル(東京都新宿区)がこのほど、「働く女性の2018年」をテーマに実施した調査結果を発表した。働く主婦にアンケートをとったところ、18年を振り返り「女性が働きやすくなった実感がない」との回答が66.7%に上った。

【画像:18年は働く女性にとってどんな年だった?(=プレスリリースより)】

 回答者からは「女性活躍社会とは名ばかり」「特に(働きやすくなった)変化は感じない」「扶養家族の控除額が上がっても扶養者の会社規定で103万円を越えると扶養手当てが外れる。自身の勤務先も社会保険の適用がなく働きにくくなった」など辛辣な意見が寄せられた。

 一方、「女性が働きやすくなった実感がある」と回答した人(33.3%)からは「働く女性の数が増えてきた」(65.9%)、「職場や社会の理解が進んできた」(52.3%)、「産育休や在宅勤務などの制度が充実してきた」(39.8%)、「家族の理解が進んできた」(36.4%)といった理由が挙がった。

 しゅふJOB総研の川上敬太郎所長は「17年調査時には、女性が働きやすいと実感している人の割合は28.1%だったことから、今年は少し改善がみられたと言える。少しずつ良い方向に進んでいる傾向は感じるものの、働く女性が期待している変化スピードに対して社会の変化はまだまだ追いついていない」と指摘している。

18年は働く女性にとってどんな年だった?

 1位には「これまでより自由にキャリアを選べるようになった年」(36.9%)がランクインした。

 2位は「保育園不足やマタハラなど、働き続けることがこれまでより難しくなった年」(33.6%)、3位は「企業が女性が働くことの価値をより認めるようになった年」(21.0%)、4位は「出産後も働き続けられるような環境がより整うようになった年」(4.5%)――と続いた。

 同社の調査によると、仕事と家庭の両立を求める女性に合う条件の求人が徐々にではあるが増えてきているという。

 「在宅ワークや時短という選択肢が増えたことだけではなく、短時間勤務でも正社員として働ける、ブランクがあっても正社員として働ける、といった形でも雇用条件の幅が広がっている。その結果、キャリアをより自由に選べるようになったという実感値が増したのではないか」と分析している。

 調査は11月19~28日にかけてビースタイルと求人媒体「しゅふJOBパート」に登録する529人の働く主婦を対象にインターネット上で実施した。

ITmedia ビジネスオンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事