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【一瞬の隙に飼い犬が子供を噛んでしまった・・私の責任はどの程度?】

2018/12/29(土) 20:12配信

ファイナンシャルフィールド

犬の散歩中にお店に寄って買い物をしたくなること、ありますよね。

ただ、店先に犬をつないでおくことは、あらゆるトラブルの危険性があります。近くに飼い主がいない状況は通行人にとって不安ですし、飼い主自身、何か起きた時にすぐに対処できません。

今回は、犬の散歩中にスーパーに寄り、トラブルを起こしてしまったY子さんの例をみてみましょう。

スーパーの近くに犬をつないでいたY子さん。戻ると知らない子どもが泣いていて…

主婦のY子さんは犬の散歩中、食器用洗剤が足りないことを思い出しました。ちょうど進行方向にスーパーがありますが、問題は「犬をどうするか」です。

普段Y子さんは犬の散歩中に買い物をすることなどありませんでした。しかし、この日ばかりは「買う物が決まっているから、数分で済むだろう…」と、スーパーの入り口から少し離れた場所に犬をつないだのです。

Y子さんは10分もしないうちに買い物を済ませ、元の場所へ戻りました。すると、犬の近くで小さな子どもが泣いていました。Y子さんが慌てて駆け寄ると、子どもの親から「あなたの犬がうちの子を噛んだんです!」と怒鳴られました。

普段はおとなしい犬だったので、Y子さんは「まさか」という気持ちでした。近くにいた警備員さんに話を聞くと、じつは、子どもが乱暴になでたり耳をつかんだため、反撃したようです。

子どもの手には噛まれた部分から、少しだけ血がにじんでいました。

子どもの親は「治療費を請求する」と息巻いています。Y子さんは、子どものけがの治療費を支払わなくてはいけないのでしょうか。

*物語はフィクションです

店の外につないでいた犬が子どもを噛んだ場合、子どもがちょっかいを出したせいだとしても、飼い主は治療費を支払わなくてはいけないのでしょうか。弁護士の内藤先生にお伺いしました。

子どもがちょっかいを出したことが原因で犬が噛んだとしても、飼い主の責任は生じます。そのため、このケースでは、Y子さんは治療費を全額支払うことになる可能性が高いでしょう。

一般的に正しく犬を管理していたかどうかがカギとなります。民法では動物の占有者の責任はかなり厳しく、原則として、動物が他人に加えた損害は賠償しなければなりません。

通常の事故などは、被害者側が「加害者側に過失があった」ということを立証しますが、ペットの場合、飼い主側が「自分はちゃんと管理していたため過失がない」ということを証明する必要があります。

つまり、どうやって犬をつなぎとめていたか、それが十分安全性を考慮したものだったか、という説明と立証を飼い主がしなければなりません。これに失敗すれば、飼い主に責任ありとなります。

ただし、仮に飼い主が責任を負う場合でも、被害者が犬による攻撃を誘発するような行動に出ていた場合などにおいては、過失相殺が生じる場合もあります。

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最終更新:2018/12/29(土) 20:12
ファイナンシャルフィールド

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