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平成30年をぶった斬る!カンニング竹山×古谷経衡

2018/12/31(月) 8:01配信

TOKYO HEADLINE WEB

おじさんだって気を使ってる(竹山)

 いよいよ平成が終わる年末、今年もさまざまなニュースが世間をにぎわせた。という事で、芸人のカンニング竹山と評論家、文筆家として活躍中で、今年初の小説も出版した古谷経衡が、平成30年を振り返るスペシャル対談を行った。ワイドショーでコメンテーターも務める2人が、社会、カルチャー、メディアなどについて語りつくす。

 昨年の年末に起こった相撲界でのパワハラ問題。それに続くように今年に入っても、レスリング、アメフット、ボクシング、女子体操とたびたびパワハラのニュースがメディアで取り上げられた。

竹山(以下、竹)「昔はそれが指導だという世の中だったから、やられていたほうも我慢していた部分があったんだと思うんですね。でも当時は当たり前だったものが、世の中的にはもうそういう時代じゃないという、進んだ文化に入ってきた。例えば貴ノ岩の問題では、モンゴルでは日本と真逆な反応なんですよ。どうして先輩が後輩を殴っちゃダメなのって。なんか昔の日本を見ているようでした」

古谷(以下、古)「まったく同感ですね。僕が中学の時なんか体育の先生とか、女子生徒をぶん殴っていましたから。今の時代だったら懲戒免職ですよ。そういう意味で、社会的に人権意識が変化してきたように思います。今年はスポーツ界で多く取り上げられましたが、これからは一般企業でも出てくるんじゃないですかね」

竹「パワハラと一口に言っても、実は表に出ないような事実っていうのがあって…。もちろん、行為自体はパワハラですし、手を出した時点でダメなんですけど、すべて真実とは限らない。その辺が歯がゆいところではあるんですけど…。一回世論が動いちゃうと、被害者と被疑者がキャラクター化されちゃって、修正するのが難しい。そのうちに新しいニュースが登場してきて、みんな忘れちゃう」

古「貴ノ岩も刑事告訴を取り下げましたけど、真実を明らかにするには、取り下げないほうが良かったですよね」

竹「ただ、パワハラというものが世に出てきた事に関しては悪い事じゃないと思う。苦しんでいる人が声をあげられる世の中になったんですから」

古「文化の進化とともに、いろいろな意見を言えるようになったという流れは間違っていないと思いますね」

竹「ただ個人的には、後輩に簡単に注意とかアドバイスをしにくくなりましたね。昔だったらワーって言ってたのを、ちゃんと説明するようになりました(笑)。それはサラリーマン社会でもあるんじゃないですか。50歳の部長は新入社員を注意するのに気を使ってると思いますよ。おじさんだって気を使っているのよ(笑)」

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最終更新:2018/12/31(月) 17:53
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