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豪雨復興誓い正午に「除夜の鐘」 倉敷・真備の寺、住民ら犠牲者追悼

2018/12/31(月) 23:01配信

山陽新聞デジタル

 西日本豪雨で甚大な浸水被害が出た岡山県倉敷市真備町地区にある金峯寺(同町下二万)で31日正午、除夜の鐘突きが行われた。例年1月1日午前0時に除夜の鐘を打ってきたが、仮設住宅などで暮らす住民らが集えるよう日中に開き、犠牲者を追悼した。

 本堂には真備町内で亡くなった51人の名前を刻んだ位牌(いはい)や竹筒に入ったろうそくが並べられ、参拝した約200人は般若心経を唱えて冥福を祈った。その後、境内にある鐘を一人ずつ突き、108回打ち終えると全員で「古き年よさようなら」と合唱して復興への誓いを新たにした。

 母を町内の自宅で亡くした男性(66)は「豪雨以降は自宅の片付けや遺品整理で目まぐるしい日々が続いた。新しい年は自宅や地元の復興が進み、災害前の姿を少しでも取り戻せるといいですね」と話した。

 青山光忍住職(70)は「多くの人が集まり、住民の絆や温かさを改めて感じられた。来年も月命日には法要を続けたい」と話した。

最終更新:2018/12/31(月) 23:01
山陽新聞デジタル

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