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秋山幸二と秋山翔吾の対談が実現 「メジャーに一番近かった男」がメジャーを目指す男に金言連発

1/1(火) 8:00配信 有料

西日本スポーツ

秋山幸二と秋山翔吾の対談が実現 「メジャーに一番近かった男」がメジャーを目指す男に金言連発

乾杯する秋山幸二氏(左)と西武の秋山翔吾

 西武の秋山翔吾外野手(30)と、西武OBでソフトバンクの元監督、西日本スポーツ評論家の秋山幸二氏(56)による対談が実現した。西武での現役時代に走攻守に高い能力を示した秋山氏、それを受け継ぐように同じ外野のポジションで4年連続フルイニング出場中の秋山。球史に名を刻む「2人の秋山」が、同じ2011年に入団したソフトバンク・柳田悠岐外野手(30)との数奇な縁など、それぞれの立場で本音を語り合った。(本文中敬称略)

幸二 まずはリーグ優勝おめでとう。
翔吾 ありがとうございます。ただCSでホークスに負けてしまったんで、また頑張ります。

―お互いの印象は
翔吾 自分が新人の時、秋山さんはソフトバンクの監督だった。オープン戦で土井(正博)打撃コーチ(当時)に「同じ名前だからあいさつしてこい」と言われて、それが初めて。名前をお借りしているという感覚だった。
幸二 俺が入団したころ、プロ野球界に秋山という名前はいなかったんだ。ちょっと前、大洋ホエールズに秋山登さんがいた。それから阪神の秋山拓巳か。そういえば(10年秋の)ドラフトの時はおまえを見ているんだ。(柳田とともにソフトバンクの)指名リストに載っていた。
翔吾 聞いたことがあります。
幸二 当時の詳しいことは…ナイショなんだけど(笑)。いい選手なのは分かった。打撃は完成されていたし、足もある、守備もいい。一方、柳田は…未完成というか。まあそれはいいか。今は2人とも活躍してるし(笑)。他球団との関係で2人とも指名できないと思っていた。でも、結局どっちも打率で3割5分以上打っただろ。すごい選手。大したもんだ。

―「西武の秋山」という共通点については
幸二 やりにくい部分があったんじゃないか。どうしても比較になる。
翔吾 打撃では右と左が違うからあまり比較されなかったんですが、守備と足は先輩や首脳陣によく言われました。「秋山さんならもっとできるぞ」とか。
幸二 足か?
翔吾 自分は盗塁がイマイチで…。
幸二 思い切りがないんじゃないか。行っちゃえばいいんだ。俺なんかどんどん走って、失敗して、怒られた。まあ、おまえは責任感が強いようだから。
翔吾 失敗するとチームに迷惑が…。
幸二 今の選手はみんなまじめ。チームのことを先に考える。俺たちの時代、チーム内でも先輩が後輩に教えることはなかった。「なんで教えなきゃならないんだ、俺の働き場所がなくなるじゃん」と。自分が成績を残せば、チームにプラス。それが今はチーム、チームになっている。
翔吾 チームが勝てばいいという思いが強いのか…。
幸二 例えばノーアウト二塁で右打ちのサインが出ていなくても、自分で考えすぎて変な打ち方になる選手もいる。サインが出ないということはヒットを打てということ。右打ちのサインが出ればチームのために自己犠牲しなきゃいけない。自分で考えすぎることはない。それを考えるのは、監督、首脳陣なんだよ。
翔吾 例えば(西武での現役時代に)次(4番)の清原(和博)さんに「盗塁するからな」なんて言わなかったんですか。
幸二 キヨはファーストストライクを打たないから、その前に走っちゃう。当時のコーチに「打って走って守れる選手になれ」と言われた。もともと走るのに興味はなかったけど、そこから走るようになった。 本文:5,312文字 写真:4枚

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