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【箱根駅伝】青学大・原晋監督「ゴーゴー指数は55%だが、歴史に残る大逆転狙う」

1/2(水) 16:16配信

スポーツ報知

 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走は2、3日、東京・千代田区大手町の読売新聞社前~神奈川・箱根町の芦ノ湖を往復する10区間217・1キロで開催。往路は2日、東京・千代田区大手町の読売新聞社前スタート、神奈川・箱根町ゴールの5区間107・5キロで行われ、東洋大が2年連続7度目の往路優勝を果たした。2014年大会以来、5年ぶり5度目の総合優勝を目指す。史上初となる2度目の学生駅伝3冠と箱根史上3校目の5連覇を目指す青学大は東洋大と5分30秒差の6位に終わった。復路(5区間109・6キロ)は3日午前8時に箱根町をスタートし、読売新聞社前のゴールを目指す。

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 芦ノ湖のゴールにたどり着いた青学大の原晋監督(51)は、天を仰ぎながら話した。

 「箱根駅伝は怖い。何が起こるか分からない」

 3区を8位でスタートした青学大のエース森田歩希主将(4年)が7人のごぼう抜きを演じ、首位に浮上した。1時間1分26秒で走破し、12年に山梨学院大のオンディバ・コスマスがつくった区間記録(1時間1分38秒)を12秒も更新し、2位の東洋大・吉川洋次(2年)に8秒差をつけた。「ここまでは計算通り」と指揮官は話すが、4区、5区で立て続けに誤算が生じた。

 4区では初出場の岩見秀哉(2年)が東洋大の相沢晃(3年)に2・6キロであっさりと突き放されると、その後もペースは上がらず、18・6キロでは東海大の館沢亨次(3年)にも逆転され、3位に後退した。5区の竹石尚人(3年)は前回区間5位。巻き返しを期待されたが、逆に3人に抜かれた。岩見は区間15位、竹石は区間13位に沈んだ。前回まで4連覇中の40区間で区間2桁は11位だった17年7区の田村和希(当時3年)だけだったが、まさかの連続ブレーキ。往路優勝の東洋大と5分30秒差の6位に終わった。

 「ゴーゴー大作戦」を掲げ、箱根V5を狙うが、往路で大ピンチに追い込まれた。「首位とは5・5分差か…。ゴーゴー指数は55%かな」と原監督は苦い表情で話した。

 ただ、復路に向けて、わずかに光明はある。6区には前回区間賞で4年連続で山を下るスペシャリスト小野田勇次(4年)、7区には前回区間新記録をマークして金栗四三杯(MVP)を獲得した林奎介(4年)ら好選手を残す。前回、復路だけで東洋大に5分29秒勝ったという実績もある。往路優勝の東洋大・酒井俊幸監督(42)も「1分14秒差の東海大と5分30秒差の青学大は同じくらい怖いですね」と青学大の反撃を警戒する。

 「6区、7区で1分ずつ詰めることは可能。8区も自信を持っている。9区スタートで2分差になっていれば面白い。歴史に残る大逆転をしたい」と原監督は前向きに話す。3区区間記録保持者となった森田主将も「往路、復路合わせて箱根駅伝です。明日は復路メンバーを全員で応援します」と言葉に力を込めた。5・5分差、ゴーゴー指数55%の苦境から「ゴーゴー大作戦」の大成功を狙う。

最終更新:1/2(水) 17:43
スポーツ報知

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