ここから本文です

女が甘やかすから九州男児はつけあがる?「悪循環は平成で終わりに」妻・母の誓い

1/2(水) 9:52配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

夫を立てて転がすのが九州妻の矜持

福岡市で美容師をしている加奈子さん(仮名、41)の夫は、「九州の島出身のこてこての九州男」だという。

「料理を出すと、品数が少ないときは『これだけ?』と言うし、自分の嫌いな料理は、箸で私の方向にはじくんです。何様だって思いますよ」

一番腹が立つのは、SNSで休日の家族サービスをアピールする点こと。

「行き先は勝手に決めて、私や子どもの意向は無視です。でも本人は、家族のためにやってるつもりだから、SNSでいい夫をアピールする。うんざりですよ、だけど……」

加奈子さんは、こう続けた。

「家計は私が握っているし、夫は私がいないと何もできない。外でいい顔をしようとする夫を立てて、実際は手のひらで転がすのが九州女の矜持、みたいな考え方はあるかもしれません」

東京の総合商社に勤務する男性(43)は、2000年代前半に福岡県に赴任。3年間の九州生活を「普通にしているだけで、女性たちに優しい優しいと言われた」と振り返る。

男性は現在、30代の妻と共働きで、3人の子どもがいる。妻は育休中とはいえ子育てに追われ、生活用品の買い出しや掃除は彼が引き受けている。年末の大掃除中にふと思い出すのは、福岡勤務時代に付き合っていた女性のことだという。

「家庭的で、いろいろと世話を焼いてくれて。これまで付き合った女性の中で一番甲斐甲斐しかった」と遠い目をして語りながら、「ああやって尽くして全部引き受けちゃうから、九州の男はつけあがるんじゃないかなあ」と指摘した。

たしかに、筆者がこの2年東京と九州を行き来する中で感じるのが、「九州男のオレサマ気質」なイメージは広く共有されている一方、「九州の女性」と、「九州外の女性」の受け止め方にはかなりの差がある点だ。あくまで筆者の周囲の話ではあるが、婚活中の男女を見ても、東京では共働きの将来設計がスタンダードになっているが、九州では、20代、30代、そして40代であっても女性から「結婚したら家庭に入り、夫を支えたい」との声をよく聞く。

前述の男性は、「九州男を増長させているのは、彼らを甘やかす妻や母なんじゃないですかね」と分析した。

2/4ページ

最終更新:1/2(水) 19:44
BUSINESS INSIDER JAPAN

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事