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「偏見の壁の堀りやすさは、“工具”で変わるんです」AV女優・紗倉まなの偏見との戦い方

1/2(水) 12:01配信

新R25

偏見を抱いてしまいがちな職業…というものがあると思います。

そのひとつがAV業界。人前で裸になるという仕事に、どうしても偏見の眼差しを向けてしまう人もいるのではないでしょうか。

そんな業界でトップAV女優として走りつづけている紗倉まなさん。18歳からAV業界に入り、“えろ屋”を自称する彼女は、明るくてかわいい存在として大人気。

今回は偏見や世間の批判に負けない、紗倉さん流の戦い方についてお話を伺いました。

〈聞き手:ライター・田中紗也加〉

「偏見はほとんどなかった」AV業界に入って知った“普通じゃない”私

田中:
(写真で見るよりもさらにかわいい…!)

まずは紗倉さんがAV業界に入った動機から伺いたいのですが、この業界に入るとき、世間から偏見を持たれるとか、批判の対象になるかもしれないという心配はなかったんですか?

紗倉さん:
いや、実は私…AV業界にマイナスなイメージがまったくなかったんですよ。

田中:
え、そうなんですか?

紗倉さん:
性欲は人間の3大欲求に含まれているものですし、その欲求の1つを具現化したAV業界を日陰的な存在だとは思っていなかったんです。

それに私、家の中では基本的に裸族だったので「たかが裸じゃん」という感じで。

田中:
家の中では裸族な人はいると思いますが、なかなかそういう感覚にはならない気が…

ちなみに、過去にAVを見る機会はあったのでしょうか?

紗倉さん:
はい。中学生のときに父の書斎でたまたま…(笑)。

でもそのときも嫌悪感を抱くことはなく、むしろ「女優さんってキレイだなあ」って感動してました。

その体験がきっかけで、AV女優という職業はなんとなく将来の選択肢のひとつに含まれたんです。

田中:
それでAVの世界に入ったんですね。

紗倉さん:
はい。業界のことをまったく知らなかったせいで、入ってから「こんなに偏見がある業界だったのか…」って驚きましたね。

初めは応援してくれる声ばかりだったが、違う仕事に挑戦したら叩かれた

田中:
業界に入ってからネガティブなことを言われたり、嫌な思いをしたりすることはありましたか?

紗倉さん:
AV業界って、入った瞬間は叩かれないんですよ。

1年目の女優さんに対しては「頑張って!」と応援してくれる“賛成派殿方”ばかりだったので、悩むことはほとんどありませんでした。

でも、3年くらい経ってから、途端に叩かれるようになりましたね。

田中:
何があったんですか?

紗倉さん:
AV女優だけではなく、違う仕事を始めたんです。

それまで、メディアに出るときはアダルトグッズの紹介や、水着になってエロいことを言う、みたいな仕事が多かったんですよ。

でも、3年くらい経ってテレビなどで自分の意見を発言するようになると、途端に叩かれるようになりました。

専門分野のことだけをやっていれば叩かれることも少ないですが、違うことを始めると一気に周囲の反応が変わります。

「二足のわらじを履くこと」を始めた瞬間に集中砲火が始まりましたね。

田中:
なるほど…特に辛かったエピソードはありますか?

紗倉さん:
めちゃくちゃありますね~。たまにショックすぎて忘れるくらい(笑)。

以前、テレビで真剣に自分の意見を言ったときに「文化人ぶりやがって。クソ気にくわない。黙って脱いでろよ」とTwitterで言われたことがあって。

田中:
ひどいですね…

紗倉さん:
それに対して「黙ってヌいてろ」と返したらめちゃくちゃ炎上しました(笑)。

田中:
かっこいい…

紗倉さん:
最近、言われることはだいたいパターン化されているとわかってきたので、だんだんと慣れてきました。

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最終更新:1/2(水) 12:01
新R25

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