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クルマに「お正月飾り」 昭和はつけるが当たり前、平成では廃れた文化?

1/2(水) 9:30配信

くるまのニュース

お正月を楽しむ文化はもう廃れていくのか…

 驚きました! ここ数年、お正月飾りを付けたクルマが減ってきていることは認識していたものの、2019年になり絶滅の危機に瀕している雰囲気になってきました。というのも元日に東京練馬にある私(国沢光宏)の家の前を通行するクルマ100台のうち、お正月飾りを付けていたのはたった1台。近所に停まっているクルマを見ても皆無です。

ハロウィーンなど新文化は取り入れ、日本の伝統文化は平成で廃れた?

 もう一つの驚きは希に遭遇するお正月飾りしてるクルマも、昭和の時代の如くラジエターグリルに飾るケースが激減しています。たしかにキチンと固定しないと飾りの海老などが動いてラジエターグリルにキズを付けてしまいます(筆者は経験あり)。

 最近の流行は車内用飾りのようです。吸盤で貼りつけるタイプなら取り付けも簡単です。そういう私のクルマにつけているお正月飾りもすべてが車内に飾るタイプを選んでいます。

 お正月飾りを付けたクルマが普通に走っている地域もあるでしょうが(スーパーなどでもクルマ用のお正月飾りを販売してるため需要あるのだと思う)、少なくとも都内はかなり少ない傾向。若い世代だけでなく、50歳以上と目される世代までお正月の雰囲気を楽しもうとしていないから不思議です。お正月文化は、廃れていくのでしょうか。

 自動車用飾りだけではありません。実際に近所の家を見て回っても、家のお正月飾りや門松もめっきり少なくなっています。

 近所のスーパーにスタッフに聞いてみると、「お正月飾りはこの数年で販売数は激減しています」とのこと。お飾りだけでなく、おせちの販売も同じことがいえるそうです。たしかに売り場面積は年々狭くなっていました。

 繰り返しになりますが、私の家の近所は一戸建てが多く、地元の人だって少なくはありません。アパートやマンションが多い地域なら理解はできますが、少なくとも昭和の時代まではお正月飾りのない家の方が珍しかったと思います。

 平成の30年間で日本文化も薄味になったといえます。そもそもお正月飾りは『年神様』をお迎えするためのもの。飾り立てることにより、良い神様が来てくれるという趣向です。この場合、神様というより自分の気分の問題だと私は考えています。

 お正月という“節目”で気持ちを律し、気分一新する素晴らしい機会。同時に今年の無事故無違反を誓う良いタイミングです。

 最近はオシャレなお正月飾りも多数出回ってきました。今では400円で凝った正月飾りが買えます。1年に1度、気分転換のためにお正月飾りで祝うのも楽しいと思います。1月7日まで飾れるので、これからでも遅くないです。

「残り物には福がある」ということわざもあるので、素晴らしい年神様において頂けるよう、近所のスーパーなどで買ってつけてみるのもいかがでしょうか。

国沢光宏

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