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「力負けでなく、采配ミス」原監督悔やむ 青学大、箱根駅伝5連覇ならず

1/3(木) 20:59配信

毎日新聞

 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走は3日、神奈川・箱根町―東京・大手町の復路5区間の109.6キロが行われ、往路6位だった青学大は2位に終わり、史上3校目となる総合5連覇と2度目の大学駅伝3冠を逃した。

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 厚い包囲網が、原監督の判断を狂わせた。青学大は往路で1位・東洋大と5分30秒、2位・東海大と4分16秒の大差をつけられて6位。復路1位で一矢報いたが、総合優勝の東海大との差は3分41秒。往路の出遅れが響いた。原監督は「力負けでなく、采配ミス。往路重視の配置にすべきだった」と悔やんだ。

 復路で大逆転するには前年6、7区で連続区間賞の小野田と林が同じ区間でどこまで詰められるかにかかった。しかし、林は意気込みが空回りして、5キロで前年より10秒速いオーバーペース。前年の自身の記録より2秒遅かった。7区を終えた時点で、先行する2校との差は約3分40秒。最後のシナリオも崩れた。

 層が厚く、復路の顔ぶれも充実していた青学大に対し、東海大と東洋大は往路重視で先行する布陣とした。復路は向かい風を受けながら単独で走る厳しい条件になることが多い。ただし、トップに立てば、自分のペースで走れることに加え、前を行くテレビ中継車が風よけの役割を果たしてくれるメリットがある。昨年までは当たり前だった恩恵を失った青学大のアンカーの鈴木は「中継車の後ろでないと、風が厳しかった」とこぼした。

 過去4年間、打つ手が次々と当たった原監督は「駒大や帝京大もいて、他校は後半も強いのではと考えてしまった。どこのチームを意識すべきかで、私の狙いがぶれた」と嘆いた。【小林悠太】

最終更新:1/4(金) 9:29
毎日新聞

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