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「速さを強さに」東海大、スタミナ強化で初優勝

1/3(木) 22:04配信

産経新聞

 沿道の喝采を浴びて最後の直線に入ると、東海大の10区・郡司の表情に笑みが浮かんだ。駆け抜けるようにゴールテープを切ると、チームメートの歓喜の輪ができあがった。初出場から46年。“湘南の暴れん坊”が初めて東京・大手町で満開の花を咲かせた。

 近年の東海大といえば5000メートル13分台の選手を集めた「スピード軍団」として知られてきた。トラックで力を発揮する一方、長丁場の箱根駅伝では勝てない。昨季の三大駅伝は距離の短い出雲で優勝、全日本で2位になりながら最後の箱根は5位に沈み、指揮官は「全敗したような状況にチームがなった」と振り返る。

 今季掲げたスローガンは「速さを強さに」。箱根駅伝の優勝を最大の目標に掲げ、スタミナ強化に傾注してきた。

 例えば、例年秋に行われる1万メートルの記録会への出場を取りやめた。その分合宿を行って長い距離を踏み、ロードでの強さを追い求めてきた。9区を走った主将の湊谷は「30キロだったり、箱根のような起伏のある20キロを重点的に走ってきた。スピード練習より、長い距離を走る練習ができた」と手応えを口にする。

 高校時代から5000メートルなどで活躍してきた鬼塚や館沢ら「黄金世代」も3年生になり、次第に体力がついてきたことも箱根仕様のトレーニングに変えた理由だという。これまでは持ちタイム通りの力を発揮できていなかった東海大。本物の強さを手に入れたことを今大会で証明してみせた。(浜田慎太郎)

最終更新:1/3(木) 22:04
産経新聞

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