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2019年の加熱式たばこの展開はどうなるのか

1/3(木) 11:00配信

LIMO

「加熱式たばこ」という言葉が生まれ、しばらく経過しました。国内ではフィリップモリスのIQOS(アイコス)をはじめ、国内勢ではJT(日本たばこ)のPloom TECH(プルーム・テック)等、各たばこメーカーは加熱式たばこではしのぎを削っています。今回は、2019年以降の加熱式たばこ業界がどうなっていくのかについて、各社決算資料などをもとに見ていきましょう。

JTはRRPの需要見通しを下方修正

やや古くなりましたが、2018年10月31日にJTが発表した2018年12月期の第3四半期(Q3)決算発表の中で、2018年の加熱式たばこなどのRRP(Reduced-Risk Products, 喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品)の販売数量の前提を大きく下方修正しました。

RRPにおけるJTの販売数量を前回見込みの40億本から28億本に下方修正しました。

その中で「RRP市場の⾜もとの成⻑は鈍化しているが、中⻑期的にはRRPのシェアが上昇する⾒⽴てに変更なし」とコメントし、短期的にRRPの需要が鈍化していることを明らかにしました。

とはいえ、RRPの関連売上収益は着実に増加しています。2018年Q1の売上収益が83億円であったものが、Q2には129億円、そしてQ3には249億円と、四半期ごとに大きな伸びを示しています。

また、RRPの販売本数も、Q1に3億本であったものが、Q2には5億本、Q3には10億本という規模にまで拡大しています。

2019年のプルーム・テックの成長戦略とは

成長しているRRPカテゴリーとはいえ、短期的に下方修正も行っている以上、手をこまねいているわけではありません。

JTはRRPでの自社製品のリーディングポジションを確立するために、「低温加熱」カテゴリーでの強い製品と新たな展開が必要だと考えています。
JTはこれまでのPloom TECHに加えて、2019年3月までに「Ploom TECH+」及び「Ploom S」の投入を発表しています。

Ploom TECH+は、低温加熱型として、ユーサビリティとにおいの少なさに加えて、吸い応えのある製品という位置づけを狙っています。また、Ploom Sは、高温加熱型として、競合からの市場シェアを獲得する狙いがあります。販売は、オンラインとPloom Shopからスタートし、その後に全国販売を目指す構えです。

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最終更新:2/4(月) 18:05
LIMO

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