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反面教師はバブル世代?20代女子は就活で出産も計画、結婚前に“彼氏教育”着々婚に引く男子

1/4(金) 11:00配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

入籍を1カ月後に控えた男女が行く場所といえば? 結婚式場の打ち合わせ、学生時代の友人への報告、ブライダルエステ、過去の恋の清算……ではない。

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結婚前の「彼氏教育」は常識

大手IT企業の営業として働く亜子さん(仮名、25)と、大学院の博士課程に通う拓人さん(仮名、25)が向かったのは、共働きで3人の子どもを育てる夫婦の自宅だ。仕事を終えて三女を保育園に迎えに行く妻に同行、夕食をつくり家族と共に食卓を囲んだ。

実は夫婦と亜子さんたちカップルは初対面。株式会社manmaが提供している、若者が子育て家庭を訪問し育児などを体験する「家族留学」プログラムに参加したのだ。誘ったのは亜子さんからだという。

保育園に子どもを迎えに行った帰り道、子どもは途中で遊んだり寄り道したりしてなかなか家にたどり着かない。その様子を見た拓人さんが「なるほど」とつぶやくのを見て、亜子さんは心の中でガッツポーズした。

「私は大学生の頃ベビーシッターのアルバイトをしていたので、仕事と子育てのリアルをお母さんたちから聞く機会がたくさんあったんです。でもそれを彼に話してもあまりピンときてなくって。これは結婚前に体験してもらって知識を共有する必要があるなと思いました。

『キャリアか家庭か』という究極の選択を迫られないよう、彼にも学んでもらいたかったんです」(亜子さん)

妊娠出産を機に仕事を辞めると再び正社員で働くことがいかに難しいか、飲み会は一次会を欠席して子どもを寝かしつけて二次会から参加するのもアリ、など夫婦の実体験に2人で耳を傾けた。

家族留学プログラムを提供しているmanmaによると、もともと女性がロールモデルを学ぶことを想定してつくったが、最近はカップルの参加も珍しくないそうだ。

夫も出産時期も計画して就活

亜子さんが最も悩んだのは就活だ。拓人さんは高校生の頃から博士号を取ると決めており、将来海外で働く可能性も高い。

「結婚、妊娠・出産、夫の海外赴任と、普通だったらもっと後に悩むことを就活中に考えないといけなかったため当時はつらかったです」(亜子さん)

重視したのは、

・海外赴任に同行しても継続してキャリア形成ができるか
・30歳までに子どもを産みたいが、拓人さんはまだ博士課程のため、産休育休を万全にサポートしてくれる制度があるか

の2点だ。冒頭の「家族留学」から1カ月後、亜子さんの入社、拓人さんがインターンシップで海外に渡航する前のタイミングで、2人は入籍した。

「今振り返ると、仕事(=X)と家庭(=Y)という女性のライフステージにおける2大変数に関する私なりのポリシーを早い段階で決めることができてよかったです。私、男性が女性をリードするという考え方があまりしっくりこなくって。自立した個人として、自分の人生をコントロールする力は持っていたいですから」(亜子さん)

亜子さんと拓人さんは小学生のときに塾で出会い、中学3年生のときに付き合い始めた。直接的なプロポーズは大学生のときに拓人さんからだったが、亜子さんから「そろそろじゃない?」と促したという。中学3年生のときに告白したのも亜子さんからだ。

実は今、こうした“キャリアも結婚もあきらめない”女性たちが主導権を握る、婚活サイトが人気を集めている。

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最終更新:1/4(金) 16:29
BUSINESS INSIDER JAPAN

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