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自民・平沢議員「LGBTばかりになったら国はつぶれる」に批判の声相次ぐ

1/5(土) 12:26配信

BuzzFeed Japan

自民党の平沢勝栄議員(東京17区)が「(LGBTの)人たちばっかりになったら国はつぶれちゃう」と発言し、批判を浴びている。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

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日本テレビの報道によると、発言は1月3日、山梨県で開かれた集会のあいさつで、少子化問題に言及するなかで飛び出したもの。

「LGBTで同性婚で男と男、女と女の結婚。これは批判したら変なことになるからいいんですよ。もちろんいいんですよ。ただ、この人たちばっかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」

「同性婚パートナーシーップ証明書」などを出している東京の渋谷区や世田谷区にも触れ、「先進区だとか自慢しているが、私にはその考え方はよくわからない」と述べたという。

昨年には、同じ自民党の杉田水脈議員が雑誌「新潮45」に「(LGBTは)生産性がない」などと寄稿し、問題となっていたばかり。

自民党本部は当時、「個人的な意見とは言え、問題への理解不足と関係者への配慮を欠いた表現がある」「本人には今後、十分に注意するよう指導した」などとする見解を発表していた。

「多様性を排除する国のほうが危うい」

この発言をめぐり、当事者や支援者らから、様々な批判の声が上がっている。

自らレズビアンであることを公表している、立憲民主党の尾辻かな子議員は「多様性を排除する国の方が危うい」とコメント。

「同性婚を認めたら、LGBTばかりになるという主張のようですが、制度を作ることでその方の性的指向や性自認が変わるという不思議な説」としている。

元タカラジェンヌでレズビアンを公表している「LGBTアクティビスト」の東小雪さんは、少子化とLGBTの権利を守ることが「全く別の問題」とし、こうもつぶやいた。

「どのような文化的背景、宗教の国にも性的マイノリティの人々は一定の数います。可視化が進んでも”LGBTばかりになる”ことはありえません」

2018年にゲイであることをカミングアウトした東大名誉教授のロバート・キャンベルさんも、「少しは勉強してくださいよ」と呆れ顔だ。

一方、憲法学者の木村草太さんは、批判を受けた杉田水脈議員に対し、安倍晋三首相が「まだ若いですから」と述べたことに言及。「こちらは、どうなるのだろう?」と指摘した。

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最終更新:1/5(土) 13:19
BuzzFeed Japan

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