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安倍首相「北東アジア情勢の歴史的転換点、機会をのがさない」

1/5(土) 8:09配信

ハンギョレ新聞

強制動員問題など韓国への言及はなく 「具体案提示しよう」改憲ドライブは相変わらず ロシアとの平和条約締結の意志も強調 保守勢力の“聖地”伊勢神宮で7年連続会見

 安倍晋三首相が年頭記者会見で「北東アジア情勢が歴史的転換点に入った」として「いかなる機会ものがさない」と述べた。強制動員賠償とレーダー葛藤など韓日間の懸案には言及しなかった。

 安倍首相は4日、三重県の伊勢神宮で行った記者会見で「北東アジア情勢が昨年の朝米首脳会談で歴史的転換点に入った。北朝鮮の核・ミサイル、そして最も重要な拉致問題解決のために、いかなる機会も絶対にのがさず果敢に行動に出る」と述べた。

 安倍首相は、平和憲法の改定意欲も再び強調した。「憲法は、国の未来と国の理想を述べるものだ。国の未来像について議論を深めなければならない。まず具体的な案を出して、国会での活発な討論を通じて国民的議論と理解を深める努力を繰り返すことが、国会議員の責務と考える」と話した。今回の発言は、自衛隊の存在根拠を憲法に明文化することを2020年までに終えるという計画により、年内に改憲案を発議したいという意志を明らかにしたと見られる。

 外交については、1日の年頭所感に続き「戦後外交の総決算」に再び言及し、ロシアとの平和条約締結を強調した。日本は、1956年にソ連と行った共同宣言で国交は正常化したが、千島列島南端4島の領有権紛争のために平和条約は締結できていない。安倍首相は「次世代にこの課題を引き継がず終止符を打つという強い決意をウラジーミル・プーチン大統領と共有した。今月下旬にロシアを訪問し、平和条約交渉を前進させるつもりだ」と語った。中国に対しては「昨年秋に習近平国家主席と両国の道案内になる3つの原則で合意した。今年はこの原則を本格始動する年」と話した。

 安倍首相は、2012年に再執権して以来、7年連続で年始に伊勢神宮を参拝し、記者会見を行った。伊勢神宮は、日本の王室の先祖神である天照大神を祀る所で、日本の保守勢力が神聖視する場所だ。

東京/チョ・ギウォン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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