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排水溝を舐めて土下座を練習。通販バイヤーとして再起した城咲仁の「虚勢を捨てた人生」

1/7(月) 12:03配信

新R25

新宿・歌舞伎町にあるホストクラブで5年間ナンバーワンに君臨し、元ホストタレントとして2005年ごろ、一斉を風靡した城咲仁さん。

先日、ふと目に入った通販番組に城咲さんが出演されているのを見かけ、筆者は衝撃を受けました。「見ない間に何があったの?」と。

ホストからタレントへ、そして通販バイヤーetc.…。転身を続ける城咲さんの“今”についてお話を聞きました!

〈聞き手:ライター・文 希紀〉

ナンバーワンになるために、まわりと違うことをやった

ライター・文:
ホストの特集番組で、城咲さんが後輩ホストを連れて大名行列のように闊歩していた姿を今でも覚えています。

5年間ナンバーワンって本当にすごいと思うんですけど、どんな努力をされていたのか気になります。

城咲さん:
最初はとにかく必死でしたね。

たとえば、歌舞伎町中を練り歩いて、毎日名刺を配って歩いてました。

ライター・文:
え? 街中でですか?

城咲さん:
そう。夕方ぐらいから歌舞伎町を歩いて、毎日4時間半、知らない人相手に配りつづけました。

電車のなかでも配ってましたね。

ライター・文:
そんなに!

城咲さん:
それをずっと続けてるとね、名刺を渡したときに「仁くんでしょ。名刺もうもらったよ」って言ってもらえるようになるんですよ。

“歌舞伎町が僕を覚えてくれた”と思いましたね。そういうところから自分の名前を売って、お客さんを呼んでくる。

そうしてナンバーワンになったら、城咲仁が絶対に「やるべきこと」と「やっちゃいけないこと」のルールを作りました。

ライター・文:
気になる…やるべきことから教えてください!

城咲さん:
基本は「ウーロンハイを作ること」。

ライター・文:
どういうことでしょうか…?

城咲さん:
お客さんの前では、どんな仕事でもやるってことです。

売れてくると、僕の代わりにお客さんのお酒を作ったり、灰皿を変えてくれたりする“ヘルプ”と呼ばれる子がつくようになるんですよ。だけど、僕はほぼ全部自分でやる。

盛り上げるためにガンガン喋るし、一番安い値段のウーロンハイだって作る。その姿をちゃんと“お客さんに見せる”んです。ナンバーワンが入れたウーロンハイには、何十万の価値が出るんです。

ライター・文:
なるほど。逆にやっちゃいけないルールは何だったんですか?

城咲さん:
お客さんを抱かない、お店以外で会わない、お小遣いをもらわない、スーツ姿以外見せちゃいけない。

すべて、お客さんと自分との距離が近くなるからNGなんですよ。だってお店で何百万円使う女性が、普通のお兄ちゃんの素顔を見たいと思います?

ジャニーズだってそうでしょ、カッコイイ衣装を着てステージに立ってる彼らに、ファンはお金を払うわけじゃないですか。

ライター・文:
なるほど! 徹底してますね。

城咲さん:
あとは肌を焼かない、ピアスはつけない、足を組まない。

当時のホストって全体的にチャラかったんですよ。だから僕は「全部まわりの逆をやろう」と意識してました。

ライター・文:
城咲さんが5年以上ナンバーワンでいられた理由がわかりました。

しかしそこから、ホスト引退を考えたきっかけは何だったんですか?

城咲さん:
2005年ぐらいに、「ホストを極めたな」と思ったんですよ。

きっかけは、バックヤードに貼られた売上表でした。店から、1位の僕の売上が高すぎるからもう売上表を貼るのをやめたいって言われて。

そのとき、ああもうここに僕がいちゃダメだなって。

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最終更新:1/7(月) 12:03
新R25

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