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藤井七段、順位戦で18連勝を達成 歴代1位のタイ記録

1/8(火) 21:13配信

朝日新聞デジタル

 将棋の高校生棋士藤井聡太(そうた)七段(16)が、8日の第77期名人戦・C級1組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)で富岡英作八段(54)に91手で勝った。デビューからの順位戦の連勝記録を18に伸ばし、中原誠十六世名人(71)が1967年度から68年度にかけて達成した歴代1位記録に並んだ。

【写真】デビューから順位戦で負け無しの18連勝を達成した藤井聡太七段=大阪市の関西将棋会館、佐藤圭司撮影

 大阪市福島区の関西将棋会館で午前10時に始まり、午後8時3分に終局した。今年最初の公式戦を白星で飾った藤井七段は「順位戦の6時間という長い持ち時間の中で、じっくり考えられていることが結果につながったのかなと思う。今期順位戦はあと2局。非常に大事な戦いになるので、気を引き締めて臨みたい」と話した。

 2016年10月にプロ四段に昇った藤井七段は、17年度にC級2組で10連勝してC級1組に昇級。18年度の今期C級1組は本局で8連勝とした。C級2組とC級1組をあわせ、デビューしてから順位戦で負けなしの18連勝とし、09年に引退した中原十六世名人が記録した18連勝と並び、歴代1位タイとなった。

 順位戦は名人戦の予選にあたり、上からA級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組の計5クラスがある。今期C級1組には39人が参加。18年6月から19年3月まで約10カ月で10局ずつ指し、原則では成績上位2人が一つ上のB級2組に昇級する。昇級を重ね、最上位のA級で優勝すると、挑戦者として名人戦七番勝負に登場できる。

 本局の開始前の時点で、今期のC級1組は近藤誠也五段(22)、藤井七段の師匠である杉本昌隆七段(50)、藤井七段の3人が7連勝で昇級争いの先頭を走り、6勝1敗で船江恒平六段(31)が追う展開だった。

 8日の対局の結果は、近藤五段負け、杉本七段勝ち、藤井七段勝ち、船江六段勝ち。8連勝の杉本七段と藤井七段を、7勝1敗で近藤五段と船江六段が追う展開となった。杉本七段と藤井七段が師弟そろっての昇級を成し遂げるか、注目される。次のC級1組順位戦の対局は2月5日。近藤五段(7勝1敗)対藤井七段(8勝0敗)、杉本七段(8勝0敗)対船江六段(7勝1敗)という昇級候補同士の直接対決が組まれている。藤井七段と杉本七段がともに勝てば、1敗者がいなくなるため、3月5日の最終戦を待たずに、杉本七段と藤井七段の師弟によるアベック昇級が決まる。

朝日新聞社

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