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家を手放したら、授業がアップデートされた。“ミニマリスト高校教師”の「捨てる哲学」

1/8(火) 12:04配信

新R25

シェアハウスやソーシャルアパートメントなど、暮らし方にも多様性が広がりつつある現代。そんななか、「家を持たない」という選択肢をした高校教師がいるようです。

今回お話を伺ったのは、1年かけて身のまわりのモノを減らし続け、ついには家まで手放してしまったというミニマリスト高校教師・よしかわさん。

現在はゲストハウスで生活をするよしかわさんは、新しい生き方によって学んだ“大切なこと”を生徒に伝えているようです。

〈聞き手:ライター・米永豪〉

家を手放したきっかけは?

米永:
よしかわさんは、自宅を持たずにゲストハウスで生活をしながら、高校で英語を教えているんですよね。

いろいろとお聞きしたいのですが、まずは家を手放したきっかけを教えてください。

よしかわさん:
もともと職場(学校)の近くで1人暮らしをしていたんですが、今年の8月にイスラエルに10日間ほど行って、日本に帰ってからさらに10日間くらい社会人インターンに参加して、ほかにも部活の行事に帯同したりしてたら、結局8月のうち5日間くらいしか家にいなかったんですよ。

たった5日間のために家賃払うの!?って思ったらもったいないなと感じてしまって。

それでアパートを解約して、ゲストハウスなどで生活する、いまのスタイルを決断しました。

米永:
家がないことに不安はないんですか?

よしかわさん:
何が不安なんですか? …貴重品とか?(笑)

米永:
いや、帰る場所がないこととか…

よしかわさん:
ゲストハウスのスタッフとは仲良しだし、知り合いの長期滞在者もいるので、寮みたいで楽しいですよ。

帰ってくると寮母さんと仲間がいて落ち着く。そういう感覚です。

家を持たないと、お金と時間が増える

米永:
ゲストハウスでの暮らしは、具体的にいくらくらいでやっているんですか?

よしかわさん:
1泊1500円なので、1カ月4万5000円です。

もちろん家賃や光熱費はないですし、出張中や旅行中は料金を払う必要がないので、かなり経済的ですよ。

※よしかわさんが現在生活をしているエリア(金沢駅周辺)のワンルームの家賃相場は月6~7万円ほどのようです

米永:
え、安い…

よしかわさん:
それに、家を持たないと、お金と時間が増えるんですよ。

米永:
「時間が増える」とはどういうことでしょうか?

よしかわさん:
そもそもモノを買わないので買い物する時間が必要なくなりますし、ゲストハウスなら掃除や洗い物もやってもらえるので、そのぶんを自分の時間に使えるんです。

教師という職業は時間に縛られがちなんですけど、この生活を始めてからは時間を作れるようになり、勉強会や異業種交流会などのイベントに参加するなど、積極的に外に出て活動できるようになりました。

米永:
(なんか、かなりメリットが大きい気がしてきた…)

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最終更新:1/8(火) 12:04
新R25

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