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中日・岩瀬が「謝っても俺は許さない」と口にしたロッカールーム。佐藤優が誓った2019年の飛躍

1/8(火) 11:10配信

CBCテレビ

去年、佐藤優はブレイクした。42試合1勝2敗5セーブ。防御率2.08。シーズン終盤には9回を任され、侍ジャパンにも選出。充実の3年目だった。

佐藤は東北福祉大学からドラフト2位で中日に入団。187cmから投げ下ろすストレートには威力があり、切れ味鋭いスライダーとフォークが武器の右腕だ。

12月にCBCラジオ「ドラ魂キング」に出演した際、佐藤は2018年を振り返り、「初セーブも達成でき、収穫の多い年でしたが、あの日の登板で全てがかき消されました」と猛省した。

果たせなかったシナリオ

あの日とは10月13日。ナゴヤドームの中日・阪神25回戦。岩瀬仁紀と荒木雅博の引退試合だった。

2対1の中日1点リードで9回表に突入し、4番手で佐藤が登板。「その日は9回で行くと言われていました。2アウト後、岩瀬さんに代わると」。最後は背番号13が試合を締める。それが最も美しいシナリオだった。

しかし、惨劇は起きた。

1アウトから陽川尚将に四球。「僕を象徴するシーンでした。大事なところでコントロールを乱してしまう・・・」。大山悠輔にレフト前ヒット。1、3塁とピンチが拡大した。

佐藤の使命はセーブの付く状況で岩瀬にバトンを渡すこと。つまり、3塁ランナーの生還は阻止しなければならない。バッテリーを組む松井雅人が内野陣にブロックサインを送った。

「ピッチャーカットでした。1塁ランナーが盗塁した場合、キャッチャーの2塁送球をピッチャーが捕ってダブルスチールを阻止するプレーです」

1球目。いきなり大山がスタート。松井雅は2塁へ低いボールを投げる。しかし、誰も捕らない。

「とっさにいつもの癖が出て、しゃがんでしまいました。ボールが目の前を通過するのがスローモーションでした」

白球はセンター前を転々。3塁ランナーがホームイン。ナゴヤドームは異様な空気に包まれた。

佐藤は中谷将大から三振を奪い、降板。ここで岩瀬がマウンドに上がり、福留孝介を三振。ゲームセットのはずが、試合は続いた。

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最終更新:1/8(火) 15:01
CBCテレビ

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