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ゴーン弁護士会見開いたのは「事情変わったから」

1/8(火) 17:05配信

日刊スポーツ

私的な投資の損失を日産自動車に付け替えたとして、特別背任容疑で再逮捕された、日産自動車前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)の弁護人3人が8日、同容疑者の勾留理由開示手続き後に東京・千代田区の日本外国特派員協会で会見を開いた。

【写真】大鶴弁護士、ゴーン被告は「顔が非常に細くなった」

大鶴基成弁護士は、このタイミングで会見を開いた理由について聞かれ、金融商品取引法(金商法)違反容疑に加え、特別背任容疑で逮捕されたことが大きかったと語った。

大鶴弁護士は、金融商品取引法違反で逮捕、起訴され勾留された件について「いろいろな考え方はあるかな…検察のような考え方もあるが、弁護士はこう考えるという事件」と説明。その上で、ゴーン容疑者とともに金融商品取引法違反罪で起訴され、12月25日に保釈された前代表取締役のグレッグ・ケリー被告(62)の保釈について触れ「ケリーさんは比較的、早く保釈され、ゴーンさんも保釈になりやすいのかなと思っていた」とゴーン容疑者の保釈が早期になるとの見通しを持っていたと明かした。

それが、ゴーン容疑者が08年に自分の資産管理会社と新生銀行との間で「スワップ取引」を契約し、リーマン・ショックの影響で損失が生じたため、契約者を日産に変更し約18億5千万円の評価損を付け替えたとされ、特別背任容疑で逮捕され事情が大きく変わったと強調。「今、逮捕、勾留されている特別背任容疑は、かなり事情が違う。第一、事実…つまり為替スワップ契約を付け替え日産に損失を与えたという事実は全く嫌疑がない、容疑がないと考えています」と語った。

大鶴弁護士は「最初はゴーンさんだけの話を聞いただけなので、必ずしも確信していなかったが、取締役会の内容を教えてくれたことで確信に変わった。3社間の合意があるわけですから、日産に損失がつけかえられるはずがないのに、なぜ裁判官は検察官が請求するように犯罪と認定するのか不満」と語った。【村上幸将】

最終更新:1/9(水) 16:24
日刊スポーツ

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