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広島ドラ1・小園 開幕一軍の実現度

1/9(水) 11:01配信

東スポWeb

【赤ペン!!赤坂英一】広島が長野移籍で騒然となった7日、大野練習場では新人合同自主トレがスタートした。注目のドラフト1位新人・小園(報徳学園)は、改めて「開幕一軍を目指す」と宣言。

「実現すればほとんど前例のないこと」と、初日から視察に来た水本二軍監督を驚嘆させた。

「過去の高卒新人野手を見ても、丸(現巨人)は入団3年目まで二軍だった。(鈴木)誠也は1年目に一軍昇格したけど、シーズンも9月に入ってから。序盤で一軍に上がった高卒新人の野手となったら(1999年の)東出(現打撃コーチ)にまでさかのぼらないといないんだからね」

 その東出も開幕一軍は逃しており、初出場は99年5月の巨人戦。それも広島が低迷期にあり、選手層の薄さにあえいでいた時代だ。小園が3連覇中の広島で開幕一軍を実現したら、球団史上まれに見る快挙となる。

 水本二軍監督は「小園はまだ評価する段階ではない。これからもっと勉強しなきゃならないことがいっぱいある」と前置きしながら「体が大きいよね。がっしりしていて、特にお尻がでかい。そういうところにはたくましさを感じる」と評価。チーム関係者の間からは「小園に比べると、去年の(中村)奨成はまだ細かったんだな」という声も上がった。

 75年初優勝時の捕手、道原寮長もこう言った。
「食事しているところを見ていると、しっかり黙々と食べてるんです。もっと普通に、しゃべりながら食べてもいいんだよ、と私が言っても、食事に集中している」

 毎年入ってくる新人の中には食の細い選手もいるが、小園にはそんな心配は無用らしい。

 当の小園は正月三が日も休まず、体づくりを続けていたという。

「学校のグラウンドは使えなかったんで、自宅で毎日トレーニングをしてました。ティー打撃でしっかり振り込んできたつもりです。体重は84キロで、これがベスト。去年の夏より3キロほど増えてます。ただ、これ以上体を大きくすることは考えてません。守備や足の速さも僕のアピールポイントなので、今より太るとスピードが鈍っちゃうから」

 ロッテ・藤原、中日・根尾(ともに大阪桐蔭)ら同い年のライバルには「絶対に負けたくありません!」とキッパリ。その意気込みで、カープ史上に残る開幕一軍を勝ち取ってほしい。

 あかさか・えいいち 1963年、広島県出身。法政大卒。公益社団法人・日本文藝家協会会員。好評発売中の「野球エリート 野球選手の人生は13歳で決まる」(講談社+α新書)が増刷。毎週金曜朝8時、TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」に出演中。「失われた甲子園 記憶をなくしたエースと1989年の球児たち」(講談社)が第15回新潮ドキュメント賞にノミネート。

最終更新:1/9(水) 11:01
東スポWeb

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