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週刊SPA!“性的ランク付け”に各大学が抗議「強く遺憾」「深い憂慮」

1/9(水) 14:29配信

スポニチアネックス

 扶桑社の男性誌「週刊SPA!」が昨年12月25日号に掲載した女子大学生を性的にランク付けした特集記事の表現を巡って、実名を挙げられた各大学が猛反発している。

 同誌では「ヤレる『ギャラ飲み』実況中継」と題した記事を掲載。「ギャラ飲み」とは男性が飲食代を負担し、飲み会に参加した女性に謝礼を支払うなどする飲み会のことで、記事ではギャラ飲みしたい男女をマッチングさせる携帯アプリを紹介。実際にアプリを利用して性交渉ができたかどうかの結果を記していた。その上でマッチングサービス運営者の見解として「ヤレる女子大学生RANKING」という5位までのランキング表を大学の実名入りで掲載した。

 実践女子大は9日までに「女性蔑視につながる」として、扶桑社宛に学長名で抗議文を送付。フェリス女子大は公式ホームページに「扶桑社の発行する『週刊SPA!』2018年12月25日号において、女性軽視、女性蔑視といえる内容の特集記事が掲載されました。女性の名誉と尊厳を傷つける今回の記事や同様の記事に対し、本学は、ここに強く遺憾の意を表明いたします」と抗議文を掲載した。中央大も公式HP上で「深い憂慮を表明」し、「このたびの前時代的な考え方に基づく記事が、本学の女子学生のみならず広く若者の尊厳を損ない安全を脅かすものであることを、出版社が重く受け止めるよう要望します」。大妻女子大も「本学は、女性の名誉と尊厳を著しく傷つけ、安全を脅かす記事に対し、深い憂慮を表明するとともに、本学、本学学生及び卒業生を代表し、出版社に対し、厳重に抗議いたします」とし、法大も「本学女子学生を含む女性の名誉と尊厳を貶める記事が掲載されました。その内容は、該当する大学学生の安全を著しく脅かすものでもあります。本学では、この記事について深く憂慮」とし、編集部に、再発防止を求める厳重な申し入れをしたと発表した。

 同誌の犬飼孝司編集長は「“より親密になれる”“親密になりやすい”と表記すべきだったが、読者に訴求したいがために扇情的な表現を行ってしまった」「読者の気分を害する可能性のある特集になった」などと謝罪するコメントを発表している。

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