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優待投資家が「株価下落時」にとる行動は? 2018年の終わりに私の最適解を探りました。

1/9(水) 8:00配信

マネーの達人

アベノミクスいよいよ終焉?

2012年年末から始まったとされる「アベノミクス」ですが、2018年は株価の下落局面も目立ち「いよいよ終焉か?」といった様相を呈してきました。

ここ数年はあまり考えなくても「買ったら上がる」といった株が多々ありましたが、今後も同じスタンスで臨んでよいものでしょうか。

今回は自省を込めて、株価下落時に優待投資家がとる行動について考察したいと思います。

■株価下落時にとる行動3パターン

(1) ホールド

(2) ナンピン買い

(3) 損切り

@1000円 × 100株を保有する株が@500円まで値下がりし、10年後に@1000円まで戻した場合、下記(1)~(3)を行った際の損益を確認します。

この銘柄の配当は1株あたり20円/年、株主優待は100~200株保有では1000円相当のものが年1回いただけるとします。

また、配当は10年間一定とします。

(1) ホールドする

株価下落時にも、そのまま株式を持ち続ける場合です。

メリットは、ただ持ち続けるだけなので、株式売買にかかる手数料がありません。

また、配当と株主優待をもらい続けながら、株価の上昇を待つことも可能です。

デメリットは、資産が減り「含み損」を抱えること。

含み損を見るたび、鬱になる方にはおすすめできません。

また、持ちづづけて上昇に転じる株であればよいですが、業績不振や減配、株主優待改悪もしくは廃止などで、再起不能にまで株価が下落する場合もありますので、見極めが必要です。

数年~十数年スパンで持ち続ければ(あるいは放っておく、見ないふりをする?)、含み益に転じる局面も多少はあります。

■【考察】ホールド

保有 @1000 × 100株 = 10万円(含み損5万円)
 ↓
保有 @1000 × 100株(含み損益±0)

配当・優待 20円 × 100株 × 10年 + 1000円 × 10年 = 3万円

(2) ナンピン買いする

持ち株が買値を下回ったときに、新たに同じ銘柄の株を購入する場合です。

メリットは、平均購入単価が下がることです。

株価が上昇に転じて、平均購入単価を上回れば余分な株式を売却し、損失を出すことなく購入単価も下げられます。

また、ホールドするとき同様、配当と株主優待をもらい続けながら株価の上昇を待つことが可能です。

デメリットは、新たに購入する株の費用が必要なこと、かつ株価上昇までの間は持ち続けるので、資金拘束を余儀なくされることです。

そして、ナンピン買いした後もさらに株価が下がり続けた場合、含み損も余分に膨らみます。

こちらも、場合によっては数年~十数年の長いスパンで持ち続けられる気の長さが必要です。

■【考察】ナンピン買い

持ち株が@500円まで下落した際、新たに100株を買い付けて合計200株を取得する場合です。

保有  @1000円 × 100株 = 10万円
 ↓
ナンピン (@1000 × 100株 + @500 × 100株) ÷ 200株 = @750円(含み損5万円)※売買手数料は考慮していません
 ↓     
売却   @1000 × 100株(売却益2万5千円)※売却にかかる税金は考慮していません
       
配当・優待 20円/年 × 100株/年 × 10年 + 20円/年 × 100株 × 0~10年(購入時期による)+ 1000円 × 10年 = 3~5万円

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最終更新:1/9(水) 8:00
マネーの達人

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