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大物巨人OBが長野の広島“放出”を痛烈批判「巨人編成方針は矛盾だらけ」「原の考えもよくわからない」

1/9(水) 5:30配信

THE PAGE

巨人がFAで獲得した丸佳浩(29)の人的補償として広島に長野久義(34)が移籍した衝撃の余波が広がっている。
 同じくFAで獲得した炭谷銀仁朗(31)の人的補償で西武に移籍した内海哲也(36)に続く、生え抜き功労者の放出ショック。ベテランから若手への切り替えの編成方針の末の“プロテクト外し”であるのならばまだしも、その一方でオリックスを自由契約になった中島裕之(36)、マリナーズをリリースされた岩隈久志(37)を獲得、上原浩治(43)とも再契約をしているから、その“矛盾”に巨人の大物OBである広岡達朗氏がモノ申した。

「まったくもって巨人がやっていることは矛盾だらけだ。若手への世代交代を進めるというチーム方針があるのならば支持できる。だが、一方でクビになった36歳の中島と37歳の岩隈を獲得して、40歳を超える上原と再契約をしている。2年前に村田修一を戦力外にしたときの若手育成のチーム方針はどこへいったのか。そのための3軍制ではなかったのか。しかも、新聞報道で見る限り球団のトップのコメントもあり得ない。フロントからは“若返り”という言葉まで出ている。言っていることと、やっていることがあまりに違いすぎる」

 広岡氏が問題視したのは、若手育成を掲げておきながら、まるでベテランのトレードのようになってしまった編成方針の矛盾だ。2017年オフに村田修一を自由契約にして若手への世代交代を進めたはずが、原辰徳監督就任と同時にFA戦力とベテラン補強が断行されて再びチーム改革は逆行することになった。原監督は補強したベテランを必ず使うだろうし、若手のチャンスが潰されることになる。

 チームは2014年に原監督が指揮を執って頂点を極めて以来、4年間、優勝から遠ざかっている。目先の勝利優先を義務づけられた巨人というチームの宿命かもしれないが、大物OBの広岡氏からすれば、その右往左往が見苦しい。

 さらに広岡氏がカチンときたのは、長野の広島移籍決定後の山口寿一オーナー、大塚球団副代表編成担当のコメントだ。複数のメディアの報道によると、山口オーナーは「紛れもないチームの看板。こういうことになったのはジャイアンツとして残念だし痛い。過去に若い選手をプロテクトから外し人的補償で他球団に手放すことになって現場から惜しいというのがあった」とコメント。
 大塚球団副代表編成担当は「若返りというのも考えてのプロテクトですが、まさかです。あの辺を持っていくとは思ってなかったです」と語っている。

 山口オーナーが指摘した過去の話は、大竹寛(35)の人的補償で広島に奪われ、中継ぎとして大活躍することになった一岡竜司(27)のことだろうが、広岡氏は、「長野をプロテクトから外した段階で、こうなることはあり得ることで自分たちの読みの甘さをよそに今さらこういう発言はあり得ない。責任感がなさすぎる」と痛烈に批判した。

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最終更新:1/9(水) 5:59
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