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“100万円お年玉”ZOZO前澤社長になりすました「偽ツイート」は違法か?弁護士に聞いた

1/9(水) 13:30配信

FNN PRIME

ZOZO前澤社長の偽アカウントが複数登場

ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する、ZOZOの前澤友作社長が1月5日にTwitterに投稿した「100万円を100人にプレゼントする」という企画のツイートが、リツイート数の世界記録355万件を更新し、7日午後11時59分、リツイート数は554万回を超えた。

弁護士「名誉棄損罪等に問われる可能性がある」

そして8日、当選者100人が選ばれ、喜びの声をあげるなど大変な話題となった一方で、Twitterの運用ルールに引っ掛かるのではないかという一部の指摘に対して、Twitter Japanが否定する騒動があったほか、前澤社長になりすました“偽アカウント”が複数登場し、前澤社長がTwitter上で注意喚起するなど問題にもなった。

たとえば、ある偽アカウントは、前澤社長のTwitterでのアイコンや画像をそのまま利用し、1月6日に以下のように投稿。

「現在とても多くのRTにつき、本垢だけでは1/7までに全てのフォロワーの把握が難しいので、こちらのサブ垢で急遽対処することになりました。この垢をフォローとRTしてください!把握のためにすいませんがお願いします」

このようにリツイートを呼び掛け、5万6000件のリツイートを獲得したものの、その後、アカウント自体が削除された。

実害は報告されていないが、こうした著名人になりすました、偽アカウントによる“偽ツイート”は法的に問題ないのか?

「となりの法律事務所」の沖崎遼弁護士に見解を聞いた。

なりすまし行為自体は違法ではない

――前澤社長になりすました偽アカウントによる“偽ツイート”は法的に問題ない?

今回問題となっている“偽ツイート”はフォローとリツイートを求めるだけの内容であることから違法性を帯びるものではなく、法的な問題はないと考えられます。

そもそも、“偽ツイート”は前澤社長になりすまして行われた行為ではありますが、なりすまし行為がされただけでは違法性は認められません。

もっとも、偽物のアカウントには前澤社長の写真等も使用されておりましたので、「肖像権」の侵害が別途、問題とはなり得るでしょう。

また、前澤社長を名乗って、ツイッターを開設した行為自体が、自分の氏名を独占的排他的に使用することができる権利である「氏名権」の侵害と捉えられる可能性があります(東京高判平成14年9月12日判決、東京地判平成6年10月28日判決参照)。


――偽ツイートには 「100名様に100万円を現金でプレゼント」とは書いていない。この場合、お金を払わなくても罪にならない?
 
結論から言うと、お金を払わなくても罪にはならないと考えられます。

今回はあくまで、前澤社長とは別の人格がツイッターアカウントを開設しているため、前澤社長本人のツイート「100名様に100万円を現金でプレゼント」とは無関係といえます。   

また、今回の場合、フォローやリツイートを求めているだけであり、金銭的な損害が一切発生しない事案なので、その点からも罪になることはないと判断できます。

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最終更新:1/9(水) 15:41
FNN PRIME

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