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原口、南野、堂安の2列目トリオは機能するか?森保ジャパンアジアカップ初戦・トルクメニスタン戦プレビュー

1/9(水) 11:56配信

GOAL

あらためて確認する初戦の重要性

森保一監督率いる新生日本代表にとって重要な最初の試金石となるAFCアジアカップ2019UAEがいよいよスタートする。

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本日20時(日本時間)キックオフ、グループステージ初戦の相手はトルクメニスタン。 2004年大会以来、4大会ぶり2度目のアジアカップ出場となる。FIFAランキングでは127位だが、これは国際試合が少ないという理由もある。また、ロシア・ワールドカップ予選ではイランと引き分けている。ランキングだけ見れば50位の日本と圧倒的な差があるが、今大会では同41位の前回大会王者・オーストラリアが109位のヨルダンに初戦で苦杯を喫した例もある。

「そういうのを見ると、やっぱり『アジアカップが来たな』って感じですよね。オーストラリアの初戦もちょっと気が抜けていた部分があったのか、入りがスローだった。僕らも2011年(カタール大会)はかなり苦戦した。絶対そういうことはないようにしたいですね」と、3度目のアジアカップに挑むベテラン・長友佑都(ガラタサライ)はあらためて気合を入れ直した。指揮官も「どのチームと戦うときも厳しい試合を覚悟しながら最善の準備をしていかなければいけない」と強調する。

選手を選ぶ際に「コンディションは重要」

注目の先発メンバーだが、森保監督は「選手を選ぶ判断材料としてコンディションのところは重要だと思っています」と説明していた。となれば、6日に合流したばかりの吉田麻也(サウサンプトン)、武藤嘉紀(ニューカッスル)、遠藤航(シント=トロイデン)、追加招集の乾貴士(ベティス)と塩谷司(アル・アイン)、そして右でん部打撲で国内合宿から別メニュー続きだった大迫勇也(ブレーメン)は使いづらい状況ではある。

しかしながら、初戦の重要性を考えると、まず守備陣の軸は外せない。やはり最終ラインは右から酒井宏樹(マルセイユ)、三浦弦太(ガンバ大阪)、吉田、長友という計算できる面々で行くだろう。GKについては東口順昭(G大阪)か権田修一(鳥栖)か判断がつきかねるが、5日のアル・ワハダとの練習試合に先発した権田が今回は有力。2011年カタール大会優勝メンバーの一員として、その経験値を存分に発揮してくれるはず。

判断が難しいのはボランチだ。ここまでの流れを考えると、柴崎岳(ヘタフェ)と遠藤のコンビだが、遠藤が発熱で出遅れて3日しかトレーニングができていない。

「僕はやれと言われたらできますし、逆に試合をやっていけばコンディションは上がっていく。ただ、選ぶのは監督なので」と本人は語っていたが、慎重にならざるを得ない。仮に遠藤を回避する場合、次の選択肢は青山敏弘(サンフレッチェ広島)になる。が、柴崎と青山だと守備の強度が落ちるかもしれない。となると、5日の練習試合でテストした冨安健洋(シント=トロイデン)を含め、森保監督はベストチョイスを最後まで模索するだろう。

冨安が出る場合は「ボランチをやるのはアビスパ福岡以来」とのことだが、「僕的にはどこをやるにしても100%でプレーするってことは変わらない」と20歳とは思えない冷静さを見せている。8年前のアジアカップでアルベルト・ザッケローニ監督(現UAE監督)が代表実績ゼロに近かった吉田を抜擢したように、若い才能を送り出すのも一つの選択肢であり、そこはぜひ見てみたいところだ。

2列目は中島翔哉(ポルティモネンセ)の離脱によって、南野拓実(ザルツブルク)、堂安律(フローニンゲン)との「新2列目トリオ」が崩れたが、左に原口元気(ハノーファー)や乾という2018年ロシア・ワールドカップ16強戦士が陣取っているのは心強い。若手2人との連係面を考えると、ここまでトレーニングを積んできた原口が確実だ。背番号8が若い南野と堂安をサポートしつつ、自らも生きる形を見いだせれば理想的。「笛が鳴った瞬間から圧倒していければ必ず勝てる」と言い切る原口のけん引力と統率力に期待したい。

そしてFWだが、コンディション重視という指揮官の発言通りなら北川航也(清水エスパルス)が先発することになるが、負けてはいけない初戦の重圧を踏まえると、やはり大迫で行くのではないか。本人もテレビ取材で「メディカルスタッフと監督と話して、しっかり明日に照準を合わせてきた。明日はしっかりピッチの上で見せられると思います」と出る気満々の発言をしていたという。ボランチ同様、最後まで見極めることにはなるだろうが、やはり絶対的1トップに勝負を託す可能性は高い。

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最終更新:1/9(水) 11:56
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