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【DaizyStripper インタビュー】全時代、全方位を網羅した究極のベスト盤!

1/9(水) 10:02配信

OKMusic

2019年に結成12周年を迎えるDaizyStripperから初のベスト盤『This is DaizyStripper』が到着。ファン投票で好きな曲、ライヴで聴きたい曲、友達に勧めたい曲を募った結果をそのまま反映させた本作は、これまでの集大成でもあり未来のファンにとっては頼もしい道しるべとなるだろう。

DaizyStripper インタビューのその他の写真

改めて歴史を振り返るようなベストをファンと一緒に作ろう!

──結成から丸11年が経ちますが、意外なことにベスト盤を出すのは今回が初めてなんですって?

夕霧:そうなんです。シングルコレクションはあるんですけど。俺ら初期から1年に3枚アルバムを出したりしてるんで、曲が普通より多いんですよ。おまけにライヴの定番曲にもシングル以外の曲がたくさんあるので、それらを揃えるのはかなり大変なんですね。だったら、改めて歴史を振り返るようなベストを出そうと。そうすれば新しく好きになってくれる子にもやさしいし。だったら、それをファンと一緒に作ろう!ってことで全137曲から人気投票をして。

まゆ:最初にアルバムごとに上位数曲を選んで、最終投票をして。その上位の曲を収録したのが、今回の『This is DaizyStripper』なんです。

──収録は1位から順にそのまま?

夕霧:はい。SEになる1曲目の「KAMAKURA」だけはメンバー枠で入れたんですけど、2曲目の「ダンデライオン」が1位で、3曲目の「AGAIN」が2位で…って、もうそのまんま。「ダンデライオン」は僕らの最初の曲で、11年分の歴史があるから1位も納得なんですけど、「AGAIN」は2017年出したばかりのメジャーデビュー曲で歴史が浅いのに、ファンの子が大事にしてくれて嬉しかったですね。

風弥:どの年代の曲もわりと満遍なく入ってるんですよ。楽曲的にも暴れ曲の「マネキン」が上位だったり、「雪恋華」とかのバラード曲も多かったり、もちろんミディアムの曲もあったりでバランスいいのが一番面白い!

夕霧:謂わば、全方位を網羅した究極のベストですね。こってりしたステーキもあれば、あっさりしたおかゆもあり、すごく美味しいスイーツもあるのがDaizyStripperの強みだし、作曲チームの得意分野も4人それぞれ違うんですよ。

なお:ファミレスに例えるなら、総料理長の風弥は何でも作れるけど、やっぱりメインはハンバーグステーキ。

まゆ:上位を占めてる王道だよね。Reiは味の濃い感じで、今回の収録曲だったら「MY WAY」とかもロック魂がガツン!と効いてる。

風弥:まゆはファミレスで言うところの和食とか、メインじゃないけど絶対にないとファミレスとして成立しない料理。

なお:分かる! 「Adam」とか「aquarium」とか、ここぞという大事な節目に演奏する曲がちゃんと選ばれていて、“センスいいな、トレゾア!”って思ったもん。

Rei:そんなファンの呼称をそのままタイトルにした「トレゾア」も入ってて良かったよ(笑)。で、なおはお子様ランチじゃない? おもちゃが付いてたりとか、玉手箱みたいな感じがする。

風弥:うん。しかも“本当はお子様ランチ食べたい!”っていう大人の欲を叶えてくれる、大人のお子様ランチ。

なお:嬉しいね! 28位の「Little Ballerina」とかそうかも。この曲はレコーディング合宿中、夕霧の歌を録ったばかりのラフミックスをiPodに入れてもらって、その夜にひとりで聴いてたらメッチャ良くて泣いた思い出があるな。

──メンバーからすると、そういった記憶や想いがいろいろと蘇ってくるベスト盤でもありますよね。

まゆ:蘇りますね。僕がバンドを離れてアメリカに武者修行に行った時、その飛行機の中で聴いた「Paradise Lost」とか。先も見えない世界に飛び込んでいくような歌詞なんで、この曲に見送られているような感じがしたの覚えてる。

夕霧:それで4人で活動してた時に作ったのが「キューソネコカミ」で、今、歌詞を見ると、すごく痛々しいんですよ。当時のツアーでも毎回号泣しながら歌ってた曲で、苦い思い出もあるけど、自分を支えてくれた曲でもあるんですね。だから、今はこの曲を笑顔で歌えるのが幸せ。

Rei:僕は1曲目の「KAMAKURA」が鳴ると、とにかく緊張するんですよ! 大事なワンマンの時だけに使ってるSEだから、聴くとステージ袖で緊張してるメンバーの情景も思い浮かぶし。2月からのツアーでは28カ所32公演でかかることを考えると、さらに緊迫感を増していくんじゃないかな。

夕霧:サッカーが国歌斉唱してから試合を始めるような、俺たちにとってはそういう立ち位置の曲だもんね。だから、メンバー枠で収録を決めたんです。

──壮大なオーケストレーションからして緊張感満点のSEですが、ちなみに“KAMAKURA”というタイトルの由来は?

風弥:曲の情景が鎌倉だったんです。歴史的な街で何百年も昔からの建物もあり、湘南の海もあり、個人的に好きな街でもあって。僕、久石 譲さんが大好きで、日本の風景を切り取れる人に憧れていたから、日本の風景を象徴する地名にしたかったんです。ツアーは初めて行くライヴハウスもいくつかあるんで新鮮なんじゃないかな。逆に名古屋HOLIDAYは名古屋で初めてワンマンをした場所だから、そこも楽しみ。

夕霧:富山Soul Powerは“富山に来てくれるバンドが少ない”という店長のツイートを見て、入れた会場なんですよね。あと、磐城(いわき)の出身として3月11日はどうしても東北でライヴをしたかったから、この日の仙台ワンマンは間違いなく特別な一日になるはずです。もちろん、どの会場でもベスト盤の曲を中心にセットリストは組みますけど、アルバムに入り切らなかった曲も入れていきたいし、極端な話セットリストがまったく一緒でも全然違うライヴを観せたいので、何本回っても絶対に飽きさせないようなメニューにはしたいですね。

Rei:アルバムと同名のツアータイトル通り“これぞDaizytripper!”というものを観せつけていきたいですし、2019年は亥年なので常に突進型のライヴをしていきたいです。ライヴに“絶対”ってないから、いろんなことに挑戦もしていきたいし、それこそ大人のお子様ランチ的なライヴもやってみたい。各地方をハチャメチャに回っていきます!

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最終更新:1/9(水) 11:15
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