ここから本文です

台湾の道路整備機関がISO認証を取得 工事で出る温室効果ガスを削減

1/10(木) 11:33配信

中央社フォーカス台湾

(宜蘭 10日 中央社)東部の宜蘭と花蓮を結ぶ道路「蘇花公路」の建設を進める交通部(交通省)公路総局蘇花公路改善工程処(宜蘭県)が、施工期間における二酸化炭素(CO2)排出量を計7万3000トン削減させ、国際標準化機構(ISO)の地球温暖化対策に関する国際規格の認証を取得した。8日、同処で認証式が行われ、邵厚潔処長がISOの設立メンバーである英国規格協会(BSI)から証書を受け取った。台湾における公共の道路工事としては初めて。

取得したのは原料調達、廃棄、リサイクルまでに排出される温室効果ガスを二酸化炭素(CO2)の排出量に換算して「見える化」するカーボンフットプリント制度に関する国際規格として昨年8月に発行されたISO14067:2018。環境への衝撃に配慮して施工していることを実証できる。

同処は蘇花公路の蘇澳-東澳区間(いずれも宜蘭県)で、2012年9月の着工から開通した18年2月までに使った材料や機械の燃料、水、電気などについてCO2排出量を検査。排出量の削減を目指し、飛灰や高炉スラグ微粉末をセメントの代替品として使用したほか、物資の輸送にはトラックでなく列車を使い、臨時発電機の使用も極力控えたという。

邵処長は、工事中の和中-大清水区間(いずれも花蓮県)でも引き続きこの取り組みを定着させると意欲を示している。

(沈如峰/編集:塚越西穂)

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事