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イカナゴ親魚が過去最少、平年の1割弱 兵庫県が調査「今春も厳しい漁の恐れ」

1/10(木) 5:55配信

神戸新聞NEXT

 兵庫県水産技術センター(明石市)は9日までに、今春、瀬戸内海で行われるイカナゴのシンコ(稚魚)漁に向けた親魚の産卵調査結果を公表した。親魚の数は1986年の調査開始以来最少で、推定総産卵量は平年の1割弱。同センターは「卵の数は稚魚の数に影響し、厳しい漁になる恐れがある」とする。

 昨年12月3日~今年1月4日、イカナゴが産卵する播磨灘北東部で調査。親魚の数は7回採集した平均が4・9尾と、前年の11・4尾、過去最少だった前々年の10・5尾を下回った。ただ、産卵数の多い生後2年以上の割合が高く、推定総産卵量は前年と同水準を保ち、平年の9・4%だった。

 同センターは今後、1月下旬に播磨灘や大阪湾などで稚魚の状況も調査。分析した上で2月中旬に、今年の漁況予報を出す。その後、兵庫、大阪両府県の漁業者らが試験操業し、今年の解禁日などを決める。

 解禁日は例年2月末~3月上旬。2017、18年は極端な不漁で、例年1カ月余りある漁期を12~27日間に短縮した。(山路 進)

最終更新:1/10(木) 8:46
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