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辛み効いた大人の飲料 快進撃続ける八街生姜ジンジャーエール 【北総ご当地食自慢】

1/10(木) 11:27配信

千葉日報オンライン

 一口飲むと、強い辛みが舌を刺激する。八街商工会議所に本部を置く企業組合が販売する「八街生姜ジンジャーエール」(250ミリリットル)は、生姜(しょうが)本来の風味が癖になる“大人向け”の清涼飲料水だ。

 落花生の生産量日本一で知られる八街だが、実は生姜も全国有数の産地。これを生かして地域おこしにつなげようと、同商議所の飲食業部会が2012年に開発した。当初は市内飲食店で9~12月に提供する季節限定メニューだったが、好評だったことから、15年から通年で楽しめるボトル製品の販売を始めた。

 初年度、2500本の試験販売はすぐに完売。翌16年は4倍の1万本を作ったが、これも2カ月で売り切れた。17年1月に企業組合を立ち上げて本格事業に着手。本年度は12万本の製造を計画するなど、快進撃を続けている。

 市外の客だけでなく、市内で日常的に愛飲するファンも多く、中元・歳暮などの贈答用も人気。「お酒に割って味わう人や、宴会で『お酒の代わりにジンジャーを』という人もいる」と、同商議所の伊藤武雄専務理事は説明する。

 千葉県のコンテスト「食のちばの逸品を発掘」で昨年、金賞を受賞。全国の名品を表彰する「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」でも優良賞に選出されるなど、高い評価を得ている。

 今後は鍋で温めてホットにして味わう方法をPRするなど、冬の消費も促したい考え。伊藤専務は「将来は落花生に並ぶ八街の名産品に育てたい」と夢を膨らませる。

◆一口メモ

 価格は1本250円。4本入りセットは千円。落花生を干すために積む「ぼっち」や江戸時代から盛んだった「野馬捕り」などをデザインしたエンブレムにもこだわりがある。問い合わせは同企業組合(電話)043(443)3021。

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 北総の風土が感じられる「食」を取り上げ、各地の魅力を紹介する。

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