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阪神・矢野監督、超異例の“共闘宣言” 職員らも巻き込む「球団一体」の意識

1/11(金) 16:56配信

夕刊フジ

 2019年を迎えて阪神・矢野燿大監督(50)が呼びかけた「共闘宣言」に、球団関係者が感銘を受けている。

 「ここにいる皆さんがタイガースを強くしてやると思ってもらえれば、僕たちもその力を借りて強くなれると思う」

 7日に球団事務所で行われた、年賀式での一幕だった。球団フロント以下、多くの球団職員の前で指揮官はこう呼びかけると同時に、ユニホーム組が先頭に立ち球団を牽引すると約束した。例年、新監督1年目は同所での新年の第一声が恒例だが、チーム関係者は「矢野さんは“超異例”の発言をされたよ」と感心しきりだ。

 「チームスローガン(今季は『ぶち破れ!オレがヤル』)に引っかけて、躍進を訴えることは歴代の監督でもあったけど、それをグラウンドに来ない球団職員にまで呼びかけたことは記憶にない。球団一体となって戦うという意思表示を分かりやすく体現したのは大きい」とうなずく。

 別の球団関係者も「古株の職員の間で話題になった。現役監督がわれわれにまでああやって呼びかけることはなかったよ」と証言する。

 これまでは、選手と接触が少ないセクションの球団スタッフのコミュニケーションが不足することはあったが、「矢野監督がああいった形で呼びかけてもらえたら、僕らも接触しやすくなるし、実際に選手側の意識も変わってきている」。

 例えば昨季「代打の切り札」として活躍した原口は、今季はお立ち台で注目を引こうと、「必死のパッチ」ならぬ「必死のグッチ!」でアピールを計画しているが、「その後彼と話して本気度が分かった。僕らもそれに応えられるよう、グッズ製作などで貢献したい」と意気込む。

 矢野監督が訴える「オレがヤル」姿勢はまず、身内から浸透し始めている。(山戸英州)

最終更新:1/11(金) 16:56
夕刊フジ

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