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Windows Subsystem for Linuxでプロセスの一覧を確認する方法まとめ

1/11(金) 5:00配信

@IT

 Windows 10に「WSL(Windows Subsystem for Linux)」をインストールすると、Linux向けのプログラム(バイナリファイル)をそのまま実行できるようになる。現在では、UbuntuやDebian、SUSE Linux、WLinux(これはDebianベースの有償製品)など、数種類のLinuxディストリビューションを導入できるようになっている。またXサーバを導入することで、GUIのアプリケーションも利用できる。WSLの導入方法や、Xサーバを利用する方法については、以下の記事を参照していただきたい。

ギャラリー:画像で見るWSL上で動作しているプロセスの一覧を調べる方法 ほか6点

・TIPS「Windows 10でLinuxプログラムを利用可能にするWSLをインストールする」
・TIPS「WSL上にXサーバをインストールしてGUIを実現する(VcXsrv編)」

WSLのプロセスの一覧を調べるには?

 Windows OSで実行中のタスク(プロセス)の一覧を調べるには、GUIならタスクマネージャーやリソースモニター、CUIなら「tasklist.exe」コマンドやPowerShellの「Get-Process」コマンドレットなどを使うことが多いだろう。

 これらのツールを使うと、WSL上で動作しているプロセスも表示されるので、そのCPU使用率やメモリの使用状態なども確認できる。だがWSL以外のプロセスも表示されてしまうので分かりづらいところがある。WSL環境のプロセスの状態だけを素早く確認するなら、やはりWSL上で、WSL用の(正確にはLinux向けの)コマンドを利用するとよい。本TIPSでは、WSL(Linux)環境で利用できる、代表的なプロセス状態の確認用コマンドについてまとめておく。

一番基本のpsコマンド

 WSL(Linux)でプロセスの一覧を調べるための一番基本的なコマンドは「ps」コマンドである。

・「【 ps 】コマンド――実行中のプロセスを一覧表示する」(Linux基本コマンドTips)

 オプション引数なしでpsを実行すると、現在ログインしている端末(コンソール)で自分が実行(起動)したプロセスの一覧が表示される。実行中のpsコマンドはもちろん、WSLのアイコンをクリックして起動したシェル(通常は/bin/bash)、およびそのシェルから起動してバックグラウンドに回したり、一時停止(sleep)させたりしているプロセス(bashでは「ジョブ」という。詳細は後述)などが表示される。

 表示されているのは、プロセスID(PID)と端末名(仮想コンソール名)、プロセスの実行時間、コマンド名である。プロセスIDは、Windows OSのタスクマネージャーなどで表示されているプロセスIDの番号とは異なり、WSL環境内だけで閉じたユニークな番号になっている。

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最終更新:1/11(金) 5:00
@IT

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