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台湾、インド政府主催の国際会議に参加 中国の脅威などで意見交換

1/11(金) 18:18配信

中央社フォーカス台湾

(ニューデリー 11日 中央社)ニューデリーで開かれたインド外務省、同国のシンクタンクの共催による国際会議「ライシナ対話」(8~10日)に出席した蕭美琴立法委員(国会議員)ら台湾の訪問団は最終日の10日、インドのシンクタンク幹部らと会談し、地域における中国の勢力拡大や安全への脅威、台湾に対する圧力の強化などについて話し合った。インドの専門家の多くは、台印間の協力関係を深めるべきとの考えを示し、日本、米国、オーストラリア、インド4カ国が安全保障などを協議する首脳級の戦略対話を東南アジア諸国連合(ASEAN)に拡大し、台湾も参加して中国をけん制するべきと主張する声も上がったという。

訪問団は会期中、各国の政府職員や学者らと、地域の安全や経済、両岸(台湾と中国)関係、民主主義の擁護などについて意見を交した。蕭氏によると、台湾と交流した参会者の多くが、中国が国際社会から台湾を孤立させようとしている問題などを自発的に提起し、関心を示した。蕭氏は、地域全体として見れば、中国は台湾だけでなく、南シナ海やインド洋、「一帯一路」の対象となる国などに対しても非常に高圧的だと指摘。これは各国共通の課題でもあり、出席者らは非常に高い関心を持っていたと報告した。

台印関係については、米中貿易戦争の過程で、中国に工場を構える台湾企業が方向転換を迫られている中、労働力の需要が高い産業は台湾への回帰は難しいとした上で、東南アジアや南アジア諸国との関係強化を目指す蔡英文政権の「新南向政策」の対象国・地域にはインドも含まれると説明し、台湾とインドには多くの協力の余地があるとの見方を示した。

(康世人/編集:塚越西穂)

最終更新:1/11(金) 18:18
中央社フォーカス台湾

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