ここから本文です

「NGT山口事件」元検事の見解 関与メンバーは罪に問われる?

1/11(金) 19:27配信

J-CASTニュース

 NGT48の山口真帆さん(23)が動画などの訴えを巡って謝罪したことについて、「被害者になぜさせるのか」と疑問や批判がネット上で噴出している。

 NGT48劇場の運営側は、公式サイト上でコメントを出したが、それでファンらの不満が収まりそうもない状況だ。

■運営側は、メンバーや自らの責任への言及はなく

 ファンの男2人から自宅前で顔をつかまれる暴行を受けた山口さんは、ほかのメンバーも関与したとして、2019年1月9日、こうツイッターで告発した。

  「あるメンバーに公演の帰宅時間を教えられ、またあるメンバーに家、部屋を教えられ、またあるメンバーは私の家に行けと犯人をそそめかしていました」

 ところが、劇場運営側はこの日、「広報担当者が不在」などと各メディアに伝える一方、スポーツ紙などでは、メンバー関与を否定する「関係者」の声が次々に載った。

 さらに、翌10日夕にNGT48の公演が行われ、運営側の説明が注目されたが、口を開いたのは、なんと被害者の山口さんだった。涙ながらに関係者に迷惑をかけたことを謝罪し、ネット上では、運営側がなぜ止めなかったのかと違和感を訴える声が続出した。

 運営側が初めて説明したのは、同日深夜になってからで、それも記者会見などではなく、公式サイト上に掲載された運営会社AKSの名義によるコメント文だった。そこでは、メンバーの1人が男から道で声をかけられ、「推測出来るような帰宅時間を伝えてしまった」と認めた。とはいえ、今後はメンバーに防犯ベルを持たせるなどと触れるだけで、メンバーや運営の責任への言及はなかった。

暴行することを事前に知っていれば...

 ほかのメンバーが自宅を教えたり男をそそのかしたりしたという山口さんの訴えについても、コメント文で何も言及しておらず、ツイッター上などでは、「山口の言い分とかなり食い違う」と疑問が上がった。さらに、メンバーの関与も一部分かったため、「認めた以上何も無しって訳にはいかんだろう」「何らかの処分が必要だ」との指摘も出ている。

 元東京地検特捜部検事の高井康行弁護士は、もし男が暴行することをメンバーが事前に知っていれば幇助罪になるとしたが、知らなければ、自宅を教えたりしても、共犯にはならないと言う。

 男2人は、不起訴処分になったと報じられているが、高井弁護士は、暴行は親告罪ではないため、被害届を取り下げても、事案が重大なら起訴されるはずだとして、事件そのものは軽微などと検察が総合的に判断したのではないかとみる。

 ただ、仮にそうだったとしても、迷惑をかけたメンバーやファンに心配をかけた運営側が先に謝罪すべきだったと指摘している。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

最終更新:1/11(金) 19:27
J-CASTニュース

あなたにおすすめの記事